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  • イスラエルが防衛に失敗した「六つの理由」 ハマス越境、軍が調査 | 毎日新聞

    ハマス戦闘員が破壊したイスラエル南部ベエリの診療所=2023年11月28日午後0時13分、三木幸治撮影 イスラエル軍は11日、パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスが昨年10月7日に行った越境攻撃に関する調査結果を公表した。南部ベエリでの攻防に焦点を絞ったもので、調査チームは「軍は住民を守るという任務に失敗した」と結論づけた。調査からは、イスラエル側が少なくとも六つの理由で集落の防衛に失敗したことが浮かび上がる。 ベエリはガザ地区との境界から約4・5キロ東にあるキブツ(生活共同体)で、当時の人口は約1200人だった。この一帯では、ベエリのほかにも野外音楽祭の会場など多くの場所が襲撃されている。ベエリではハマスの戦闘員約340人が侵入し、民間人101人と軍や警察など治安関係者31人の計132人を殺害したほか、32人を拉致して人質にした。 ①他の防衛で警備が手薄に 軍の発表や調査結果の詳

    イスラエルが防衛に失敗した「六つの理由」 ハマス越境、軍が調査 | 毎日新聞
    kyfujita
    kyfujita 2024/07/15
  • 麻生太郎氏や保守層の「つなぎ留め」なるか 「岸田改憲」前途多難 | 毎日新聞

    自民党の代議士会に出席し、麻生太郎副総裁(左)と談笑する岸田文雄首相=国会内で2024年6月21日午後0時59分、平田明浩撮影 岸田文雄首相は秋の総裁選を意識し、憲法改正での実績作りに躍起となっている。11日には、改憲に向けた自民党内のワーキングチーム(WT)の第2回会合を党部で開き、衆参で溝がある党内意見の集約に向けた作業を格化させた。ただ、低支持率にあえぐ政権が改憲の大仕事をどこまで進められるかは不透明だ。首相が総裁再選に向け、保守層取り込みのために改憲を利用していると批判する声も少なくない。 岸田首相が目指す改憲議論の進め方のイメージ図 「納得が必要なので衆院と参院で同じ認識を持ってやっていきたい。まだまだ議論を続ける必要がある」。自民の中谷元・元防衛相は11日の自民WT後、改憲を巡ってズレが顕在化している衆参の認識を一致させていくと強調した。 憲法改正の議論は衆院側が先導してき

    麻生太郎氏や保守層の「つなぎ留め」なるか 「岸田改憲」前途多難 | 毎日新聞
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    kyfujita 2024/07/13
  • 水と戦争:「過激主義者が争いの種に」 死海の水源ヨルダン川、流水量が激減 | 毎日新聞

    キリストが洗礼を受けた場所。かつては水が流れ込んでいたが、ヨルダン川の水量が減り、いまは水たまりのようになっている=ヨルダン西部アルマグタスで2024年5月24日午前11時23分、金子淳撮影 死海からヨルダン川沿いに北へ約9キロ離れたヨルダン西部アルマグタス。「ヨルダン川対岸のベタニア」と呼ばれるこの地は、およそ2000年前、イエス・キリストが洗礼を受けたとされる聖地だ。 5月下旬、この場所を訪ねると、案内役の男性ガイドは開口一番、こう説明した。「かつて川の水はここまであった。だが、イスラエルが水路を造り、いまはこんなに少なくなった」。身を乗り出すと、十数メートル下に茶色くにごった川面がわずかに見えた。 「水」が希少な中東で、パレスチナ問題が水資源やインフラに悪影響を与え、ガザ戦闘がそれに拍車をかけています。「水と戦争」をテーマにした記事8を順次、お届けします。 第1回 「死海は死につつ

    水と戦争:「過激主義者が争いの種に」 死海の水源ヨルダン川、流水量が激減 | 毎日新聞
  • 時代の風:中国と緊迫 ASEAN諸国 当座は「日米の隣人」重要=ビル・エモット 英誌「エコノミスト」元編集長 | 毎日新聞

    5月末から6月初めにシンガポールで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ会合、英国際戦略研究所主催)では、中国の董軍国防相による台湾への攻撃的な発言やウクライナのゼレンスキー大統領の出席が話題となった。だが、特筆すべきはフィリピンのマルコス大統領の発言だろう。 南シナ海の領有権を巡る中国との緊張が高まる中、マルコス氏は中国側の放水などで比側に死者が出た場合、戦争行為に非常に近いとみなされると述べた。 オースティン米国防長官は「戦争行為」によって、1951年に締結された米比相互防衛条約の発動につながる可能性を考慮し、より慎重な姿勢だった。にもかかわらず明確なメッセージが発せられたのだ。

    時代の風:中国と緊迫 ASEAN諸国 当座は「日米の隣人」重要=ビル・エモット 英誌「エコノミスト」元編集長 | 毎日新聞
  • 証言・中東現代史:失われたハマス変化のチャンス 共存構想にとどめ | 毎日新聞

    樋口直樹(エルサレム支局=2003~06) 私がエルサレムに赴任した2003年は、歴史的な「オスロ合意」から10年に当たる。駐在していた3年半は、イスラエルとパレスチナが再び決裂し、パレスチナ国家の樹立を前提とする2国家共存構想が頓挫した時期と重なる。 混迷の度合いを深める中東情勢の源流を、毎日新聞の歴代特派員の証言で振り返ります。この記事は連載の第7回です。 過去の記事はこちらから。 オスロ合意の契機になったのは、イスラエルの占領軍にパレスチナ人が投石などで挑んだインティファーダ(民衆蜂起)だった。古代パレスチナの巨人ゴリアテに、後にイスラエル王国の王となる羊飼いのダビデが石つぶてで立ち向かったという聖書の物語が皮肉な形で現代によみがえると、和平を望む国際的機運は一気に高まった。 迷走するオスロ合意 だが、オスロ合意は95年のラビン首相暗殺を機に迷走した上、00年に始まった第2次インティ

    証言・中東現代史:失われたハマス変化のチャンス 共存構想にとどめ | 毎日新聞
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    kyfujita 2024/06/23
  • 現職首相のスナク氏まで落選危機 英世論調査、保守党が歴史的大敗か | 毎日新聞

    7月4日に投開票される英国の下院(定数650)総選挙まで2週間を切る中、スターマー党首率いる最大野党・労働党は各種世論調査で優勢を維持しており、ブラウン政権(2007~10年)以来となる14年ぶりの政権奪還が確実視されている。一方、与党・保守党は大敗を喫する見通しで、現職首相としては「史上初」(英紙デーリー・テレグラフ)となるスナク首相の落選の可能性も報じられている。 同紙などが実施した世論調査(7~18日)によると、労働党は516議席で大勝する見通し。一方、19年の前回総選挙で365議席を獲得した保守党は53議席まで激減し、スナク氏も中部ノースヨークシャー州の自身の選挙区で敗れる可能性がある。このほか、ハント財務相、クレバリー内相ら主要閣僚も落選の危機にあるという。 調査会社ユーガブの調査(11~18日)では、労働党425議席、保守党108議席と見込まれている。 多くの世論調査で、第3党

    現職首相のスナク氏まで落選危機 英世論調査、保守党が歴史的大敗か | 毎日新聞
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    kyfujita 2024/06/22
  • イスラエル・パレスチナ:米長官「ハマス、多くの修正要求」 停戦案、歩み寄り不透明 | 毎日新聞

    米国が発表したパレスチナ自治区ガザ地区の停戦案を巡り、ブリンケン米国務長官は12日、訪問先のカタールで開いた記者会見で、イスラム組織ハマスが「多くの修正」を要求したと明らかにした。ロイター通信によると、イスラエル政府関係者は「ハマスが停戦案を拒否した」と受け止めており、両者が歩み寄れるかは不透明だ。 ブリンケン氏によると、ハマスが示した修正案には、これまでにハマスが了承した条件を逸脱し、イスラエル側として応じられないものも含むという。ただ「(ハマスとイスラエルの)ギャップは埋められると信じている」とも語り、引き続き仲介国と合意成立を目指す考えを示した。

    イスラエル・パレスチナ:米長官「ハマス、多くの修正要求」 停戦案、歩み寄り不透明 | 毎日新聞
  • 内戦下のイエメン、フーシ派が国連職員11人を拘束 | 毎日新聞

    毎日新聞のニュースサイトに掲載の記事・写真・図表など無断転載を禁止します。著作権は毎日新聞社またはその情報提供者に属します。 画像データは(株)フォーカスシステムズの電子透かし「acuagraphy」により著作権情報を確認できるようになっています。

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    kyfujita 2024/06/08
  • 「大東亜戦争」は決して使わない 「不適切」の二つの理由 | 毎日新聞

    東京・三宅坂の陸軍省記者クラブで日米開戦の発表文を読み上げる大営陸軍報道部長の大平秀雄大佐=陸軍省で1941年12月8日撮影 79年前の戦争が改めて注目されている。発端は4月5日、陸上自衛隊第32普通科連隊(さいたま市)が公式X(ツイッター)で、硫黄島(東京都小笠原村)の戦いに関連して「大東亜戦争最大の激戦地」と表記して投稿したことだ。「侵略戦争を正当化するのか」「当時の政府の閣議決定で認められている。何の問題もない」などと論争になった。 政府は「大東亜戦争」という呼称を公式には使用していない。同連隊は8日、この表記を削除した。木原稔防衛相は9日の記者会見で「激戦の地であった状況を表現するため当時の呼称を用いた。その他の意図はなかったと部隊から報告を受けた」と説明した。 大日帝国(帝国)は米英などと戦争を始めた4日後の1941年12月12日の閣議で、37年から続いていた中国との戦争を含

    「大東亜戦争」は決して使わない 「不適切」の二つの理由 | 毎日新聞
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    kyfujita 2024/06/02
  • きしむ世界・国際秩序の行方:欧州は「開戦前夜」なのか ロシアの核使用示唆、日本にも影響? | 毎日新聞

    冷戦終結後の90年代、強まっていた核軍縮の流れが逆転を始めている。ロシアウクライナ侵攻後、その巨大な核戦力を「威嚇」に使うことをためらわなくなった。中国は核戦力強化に走り、北朝鮮は高度な核・ミサイル実験を繰り返している。これに対して欧州や東アジアで対抗する動きも目につき始めた。核を巡る国際秩序の現状を取材した。【ロンドン篠田航一】 <同時公開の関連記事> 英国に「米国の核」再配備の動き ロシアの脅しが呼び戻す核の時代 世論の支持6割 左右共に核武装求める韓国 北朝鮮の核の脅しに 可視化される「核の影」 抑止強化と対話どちらも必要 秋山教授 ロンドン中心部を流れるテムズ川の近くに、第二次大戦で英国を勝利に導いたウィンストン・チャーチル元首相(1874~1965年)の銅像が建つ。その視線の先にあるのは、英国議会だ。今も「後輩たち」を見守るチャーチルは、戦後の1952年、その議会で核保有を宣言

    きしむ世界・国際秩序の行方:欧州は「開戦前夜」なのか ロシアの核使用示唆、日本にも影響? | 毎日新聞
  • シネマの週末・この1本:人間の境界 怒りと重層的視線と | 毎日新聞

    2021年、ポーランドとベラルーシの国境で難民に起きた悲劇を、ポーランドのアグニエシュカ・ホランド監督が映画化した。妨害を避けるために極秘に短期間で撮影し、政府から非難されながら公開。ベネチア国際映画祭審査員特別賞を受賞した。 内戦を逃れて欧州に向かったシリア人家族がベラルーシに到着、ポーランド国境を目指す。ベラルーシ経由なら安全に国境を越えられるという情報を信じたのだ。ところがポーランドに入ると、国境警備員が待ち構えていて送り返され、ベラルーシ側では兵士が彼らをポーランド側へと追い立てる。難民たちは何度も国境を行き来し、劣悪な環境で暴力的、差別的扱いを受けるうち疲弊し、衰弱して精神的にも追い詰められていく。 実際の出来事を取材したホランド監督は、相手国を混乱させるための「銃弾」として難民を送り込む非人道性を明るみに出す。映画の底にはふつふつと憤りが沸き立っている。しかし一方で、単純な善悪

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  • 「リニアはつまらない」 鉄オタ・石破茂さんが嘆くワケ | 毎日新聞

    リニア中央新幹線について話す自民党の石破茂元幹事長=衆院第2議員会館で2024年5月8日、宮間俊樹撮影 政界随一の鉄道好きとして知られる自民党の石破茂元幹事長は、リニア中央新幹線に一家言を持つ論客だ。リニアに需要はあるのか、国の融資を使う理由は十分説明されているのか、地方の鉄道は置き去りではないか――。石破氏が抱く疑問は尽きない。そして、こうも漏らした。「鉄オタとしてさ、リニアほどつまらないものはない」 【聞き手・原田啓之、佐久間一輝】 リニアの議論「熟していない」 ――リニアのトンネルは静岡県北部の南アルプスを通るため、そこを水源とする大井川の流量が減少する懸念があります。静岡工区の着工に反対してきた県知事の川勝平太氏が、職業差別と取れる問題発言の後に辞職しましたが、リニアに対する川勝氏の姿勢をどう見ましたか。 ◆川勝氏と議論したことはないが、絶対にリニアに反対ってことではなかったのでは

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  • ロシア経済、堅調のわけは 「孤立していない」と丸紅アナリスト | 毎日新聞

    経団連の歓迎昼会で乾杯するプーチン大統領(右)と当時の今井敬・経団連会長=東京・大手町の経団連会館で2000年9月5日、竹内幹撮影 ロシアのプーチン大統領が7日、通算5期目となる新たな6年間の任期に入った。ウクライナでの戦争を続ける原動力となっているロシア経済の粘り強さと弱点はどこにあるのか。露経済に詳しい丸紅経済研究所の榎裕洋所長代理に聞いた。【聞き手・真野森作】 ――約四半世紀続く政権の評価は。 ◆半分は幸運だった。2000年にプーチン氏が大統領に初就任したころから、原油価格が上昇した。その背景は中国経済の高成長だろう。ただ、エリツィン政権のままだったら、原油収入は「オリガルヒ」(新興財閥の経営者)や知事たちに吸い取られ、海外へ流れたはずだ。国内にため込んで再分配したのはプーチン氏の手腕とされている…

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    kyfujita 2024/05/09
  • 宇多田ヒカル 8歳の息子に聴いてもらいたい日本の歌明かす 自身は「ほとんど知らなかった」(スポニチ) | 毎日新聞

    シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(41)が28日放送のテレビ朝日系「EIGHT-JAM」(日曜 後11・00)にゲスト出演し、8歳の息子に聴いてもらいたい日の歌を明かした。 宇多田は10年に「人間活動」に専念するためアーティスト活動を休止し、英国ロンドンに渡った。そこで再婚(後に離婚)、15年には第1子男児を出産した。 宇多田はロンドンに住み始めてから、日語を話すことがあまりなかったことで「読むくらい。話し言葉よりもっと高次元で整理整頓された、削ぎ落された日語。しかも文学的なのに触れていた」ことで日語への意識が変化したという。 そんな中、「日語で歌い始めた時、私が日語の童謡をほとんど知らなかったんです。息子には日語の童謡を聴いていてほしいなと思って」と明かした。 さらに「自分が分からないからボタンを押すとそういう曲が流れるがあって、それを私も聴いて覚えて一緒に歌ったり

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    kyfujita 2024/04/30
  • 「選挙妨害」に憤りの声 規制強化は慎重意見も 衆院東京15区補選 | 毎日新聞

    乙武洋匡氏の街頭演説会場に現れてマイクを握り、警備中の警察官らに囲まれる根良輔氏(中央)=東京都江東区で2024年4月21日午後5時40分、島袋太輔撮影 「当に怖かった」「許しがたい事態」。衆院東京15区補欠選挙で特定の候補者陣営による「選挙妨害」があったとして、28日の投開票後に各候補者から憤りの声が相次いだ。妨害行為をする候補者は選挙期間中でも検挙できるようにすべきだとの声が上がる一方、規制強化には慎重な見方も根強い。 問題となっているのは、政治団体「つばさの党」の根良輔氏(29)の陣営による活動だ。 16日朝、東京都江東区のJR亀戸駅前。根氏は無所属の乙武洋匡氏(48)の演説会場に現れ、乙武氏の演説にかぶせて過去の女性問題を挙げ、至近距離から「説明しろ」などとやじを飛ばした。根氏の選挙カーは途中からクラクションを鳴らし始め、耳を塞いで立ち去る聴衆もいた。 同様の行為は当選し

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    kyfujita 2024/04/30
  • イスラエル・パレスチナ:ガザ攻撃 米大学、抗議の波(その2止) 情勢、SNS拡散 デモ、バイデン氏に打撃も | 毎日新聞

    イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスの戦闘が始まって以降、米国の大学では抗議活動が続く。マンハッタン地区のニューヨーク大では4月22日、数百人が敷地内の広場を占拠し、許可なく抗議活動を展開。大学の要請を受けたニューヨーク市警によって、133人が秩序を乱したなどとして逮捕されたばかりだった。 なぜ米国でパレスチナに共感する若者が増えているのか。理由の一つはネット交流サービス(SNS)の普及だ。米NBCニュースは専門家の話として、建物破壊や料不足など悲惨な人道状況を伝える映像や画像がSNSで拡散し、若者が心を痛めていることが背景にあると指摘している。

    イスラエル・パレスチナ:ガザ攻撃 米大学、抗議の波(その2止) 情勢、SNS拡散 デモ、バイデン氏に打撃も | 毎日新聞
  • 「高齢者」っていくつから?欧州の研究から見えるもの | 青野由利の「時を駆ける科学」 | 青野由利 | 毎日新聞「経済プレミア」

    還暦を過ぎて「シニア割引」が使えるようになった時に、まず感じたのは「これはお得」というより、「え!私って高齢者だっけ?」だった。 おそらく多くの人が経験することに違いない。でも、その感覚は世界共通なのだろうか? 人々は何歳からが高齢(老齢)だと感じているのか。ドイツのフンボルト大、ルクセンブルク大、米スタンフォード大などの研究チームが25年にわたる意識調査をもとにした分析結果を専門誌「Psychology and Aging(心理学と老化)」に2024年4月、公表した。 分析対象はドイツ政府による「German Ageing Survey(ドイツ高齢者調査)」に参加した1911年から1974年生まれのドイツ在住の1万4056人。調査は1996年に40~85歳の人を対象に始め、6年ごとに対象者を加えつつ、25年間で8回、アンケートに答えてもらっている。 個人の年齢で認識に変化 そこから浮かん

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  • 小泉悠さんが語る 第2回 核に抑止力はあるのか | 毎日新聞

    月明かりの下、対独戦勝70年記念軍事パレードの予行演習で行進するロシア軍兵士=モスクワ・赤の広場で2015年5月4日午後、真野森作撮影 ロシアの軍事研究で知られる小泉悠・東大先端科学技術研究センター准教授が、ロシアウクライナ情勢について語った(3月15日開催の毎日新聞のオンラインイベントより)。【聞き手・真野森作】 3年目に入ったロシアによるウクライナ侵攻は今後どうなっていくのか。ロシアの軍事研究で知られる小泉悠さんにじっくりと聞きました。(全6回の第2回) 第1回・ロシアウクライナ、国際社会の誤算 第2回・核に抑止力はあるのか 第3回・「もしトラ」でウクライナはどうなる 第4回・プーチン「神通力」の弱点 第5回・欧米はロシアの「包摂」に失敗したのか 第6回・日ウクライナへ武器を送るべきか ――ウクライナによる昨年の反転攻勢がうまくいかなかった理由は。 ◆そもそもロシア軍も、きちん

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    kyfujita 2024/04/22
  • スーダン:スーダン内戦 イランの介入、米警戒 戦闘長期化「テロ温床化の恐れ」 | 毎日新聞

    1年以上続くスーダンの内戦を巡り、米政府がイランなど周辺国の介入に神経をとがらせている。イラン製の無人航空機(ドローン)が使用され始めたとの指摘があるほか、エジプトやアラブ首長国連邦なども介入しているとされる。専門家は「内戦が長引けば、再びテロの温床になりかねない」と懸念を示す。 「我々は周辺の国々と議論を重ね、イランなどが内戦に介入しないよう促すことを求めてきた」。米国連代表部のトーマスグリーンフィールド大使は11日、内戦勃発から1年を前に記者団にこう述べ、内戦の更なる泥沼化に警戒感を示した。 2023年4月15日に始まった内戦では、政府軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」が戦闘を続ける。これまでに約1万5000人が死亡し、約830万人が国内外への避難を余儀なくされた。エジプトやイランなどが政府側を、アラブ首長国連邦がRSF側を支援している模様だ。またロシアも民間軍事会社「ワグネル」

    スーダン:スーダン内戦 イランの介入、米警戒 戦闘長期化「テロ温床化の恐れ」 | 毎日新聞
  • イスラエル軍幹部、イランへの反撃明言 戦時内閣は結論出さず | 毎日新聞

    イランがイスラエルに対して大規模攻撃を実施したことを巡り、イスラエル軍のハレビ参謀総長は15日、「イスラエル領土にこれだけ巡航ミサイルなどが発射されれば、対応することになる」と述べ、反撃する考えを示した。一方、イスラエルの戦時内閣は15日、2日連続でイランへの軍事作戦を協議したが、声明などは出していない。国際社会からは自制を求める意見が相次いでおり、イスラエル政府は慎重に対応を検討している模様だ。 イスラエルメディアは15日、戦時内閣がイランに対して報復する方針だと報じる一方、「全面戦争を回避しつつ、イランに打撃を与えることを議論した」とも伝えた。報復の方法や規模について、外交への影響も踏まえた議論が続いているとみられる。

    イスラエル軍幹部、イランへの反撃明言 戦時内閣は結論出さず | 毎日新聞
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    kyfujita 2024/04/16