2025年に予定されているロケットの打ち上げや、有人宇宙飛行、月・惑星探査ミッションの中から、とくに注目のものを紹介する連載。 第3回では、有人宇宙飛行ミッションについて取り上げる。 2025年も国際宇宙ステーション(ISS)は大忙し 大西卓哉宇宙飛行士の長期滞在 3月以降には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉宇宙飛行士の、国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在ミッションが予定されている。 大西宇宙飛行士は、米国やロシアの宇宙飛行士とともにスペースXの「クルー・ドラゴン」宇宙船運用10号機(Crew-10)に搭乗し、ISSへ向かう。ISSでは、重力変動ががん治療薬の効果に及ぼす影響の研究や、将来の有人宇宙探査を見据えた二酸化炭素除去の軌道上技術実証を行う。 また、第72次長期滞在ではフライト・エンジニアを務め、第73次長期滞在ではISS船長として指揮を執ることになっている。
![2025年、宇宙開発の未来図 - 新型ロケットや民間月探査、注目ミッション総まとめ(3) 有人宇宙飛行編 - 日本の新補給機「HTV-X」や民間ステーション、インドの挑戦](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e287683dff9c894b581eb481d769e66f4c7fe9bb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Ftechplus%2Farticle%2Faerospace2025-3%2Fogp_images%2Fogp.jpg)