レベルが違う! NISSANが本気出して作ったキャンピングカーが本物の部屋にしか見えない件 冨樫さや 2024年2月14日 2月初旬、盛会裡に閉幕した「ジャパンキャンピングカーショー2024」。全体の模様は先にお伝えしたが、中でもひときわ目を引いたブースがある。 並んでいたのは日産自動車の「キャラバン MYROOM」。自動車メーカーが自ら手がけたキャンピングカーということで発表当初はかなりの話題となったのだが、今回、初めて実車を見せていただいた。 ・NISSAN キャラバン「MYROOM Launch edition」 車両はトヨタのハイエースと並び、キャンピングカーのベースとして双璧をなすキャラバン。商用車としても活躍する耐久性と広い荷室が特徴だ。 車内にはベージュを基調とした優しいアースカラーのファブリックが広がる。 コンセプトはまさに「部屋」! 写真の角度によっては、ホテルの一室やモ
LIXILは10月24日、お気に入りの空間を持ち運べるムービングルーム「mio space(ミオ スペース)」を発表した。価格やサイズ・重量などの詳細は現時点では未定としている。受注販売となり、2024年夏頃に予約販売を開始する予定。 LIXILはこれまで住設メーカーとして、住宅や公共施設等の不動産に関する製品を展開してきたが、近年のライフスタイルの変化をきっかけに、リフォームや増改築以外の手段として、家でもアウトドアでも「365日活用」できる移動型の空間の需要に着目。今回、国内有数の国産RV(レクレーショナルビークル)メーカーであるケイワークス(KWORKS)とコラボレーションし、さまざまなライフスタイルに適応したムービングルーム mio spaceの開発に至った。 本事業は、アイデアと独自デザインからなる企画コンセプトをLIXILが提案し、RVメーカーでトレーラーの知見を有しているKW
JAXAは8月8日、東海クラリオン(TCL)とアジア・テクノロジー・インダストリー(ATI)が開発している「後のせ自動運転システムYADOCAR-i(ヤドカリ)ドライブ」に参画すると発表した。新たな発想の宇宙関連事業の創出を目指す「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ」の一環という。 YADOCAR-iドライブでは、走行ルートの作成に準天頂衛星「みちびき」などを使った衛星測位を採用している。これにJAXAの測位技術「MADOCA-PPP」を組み合わせ、レベル4の自動運転を実現する考え。 ATIの長尾朗代表は「衛星測位を最大限利用することにより、システムコストを下げられる」としている。 YADOCAR-iドライブは、自動車などの既存モビリティに最小限の機材を追加し、自動運転車に変えるプロジェクト。過疎の進んだ町の日常の足、観光地の移動手段などに向け、レベル4の自動運転を市場最安値で提供
トヨタの米国法人は、2023年5月18日(現地時間)に新型「タコマ」を世界初公開しました。タコマは北米を中心に展開されるピックアップトラックで、8年ぶりのフルモデルチェンジとなります。 大型かつ迫力あるスクエアなデザインに対し、デビュー早々に多くの反響が寄せられています。 タコマは、初代が1995年に発売されたピックアップトラックで、当初はトヨタ「ハイラックス」の北米仕様という位置づけでした。 しかし2005年発売の2代目からは、ハイラックスを主に新興国向けと位置付けたうえで、北米にマッチしたタコマ用の大型プラットフォームを採用したことで、独自の発展を遂げています 今回発表された新型タコマのボディサイズは明示されていませんが、先代(3代目)タコマのボディサイズは全長5392mm-5728mm×全幅1890mm-1910mm×全高1793mmとかなり大型です。 ただし北米では、さらに大きなフ
本田技研工業(ホンダ)は、独自の車載OS「ビークルOS」を開発し、2025年に北米市場に投入する中大型EVから採用する方針を発表した。4月26日の説明会で明らかにした。 ビークルOSを基盤として車載ソフトウェアを常時アップデート。クルマを販売した後も機能やサービスを進化させる狙い。 ソフトウェア独自開発のため人材採用は倍増する。社内には新たにUX・デジタルサービス領域を統括するポスト「グローバルUXオフィサー」を設けるという。 ホンダは同日、2040年までにEV/FCEVの販売比率を100%にする計画を打ち出し、EVの投入スケジュールや半導体の安定調達を目指した台湾TSMCと戦略的協業、全固体電池を含むバッテリー関連の取り組みなどを発表している。
10分間で「240~360km分」のエネルギーを充電できるという革新的な技術が、英国の新興企業によって開発されています。既存の充電システムと併用でき、充電時間短縮のため10年以内の普及を目指しています。 磁場によって充電時間短縮 EV(電気自動車)の充電時間を半減させる技術が、英国で10年以内の普及に向けて開発中だ。 新興企業Gaussionの創設者兼CEOであるトーマス・ヒーナン氏は、バッテリーを充電する際に磁場を利用するMagLiB技術について、「10分以内に240~360km分」を充電できると説明している。 Gaussion社の技術は、10分以内に240~360km分のエネルギーを充電できるという。 仕組みはワイヤレスの携帯電話充電器と同様で、地中に設置されたパッドを介して磁場を展開する。ヒーナン氏によると、既存のEVや充電システムと併用できるため、公共充電ネットワーク全体で使用され
海外で人気の「ピックアップトラック」ですが、現在日本で新車購入できるのはトヨタ「ハイラックス」のみという状況です。ピックアップトラックにはどのような魅力があるのでしょうか。 北米や東南アジアなどでは「ピックアップトラック」の人気が高く、さまざまなモデルが販売されています。 一方、日本国内では、かつては日産や三菱などもピックアップトラックを販売していたものの現在は撤退。2023年3月時点で、新車として販売されているのはトヨタ「ハイラックス」のみという状況です。 しかし最近はファッションのひとつとしてハイラックスに乗る若者も増えているといいます。ピックアップトラックはどのようなところが魅力なのでしょうか。 ピックアップトラックというと、「アウトドアアクティビティに適した車両」や「商用車のイメージ」のほか、「環境性能が悪い」といった話を聞くことがあります。 筆者(藤本敬太)は実際にピックアップト
こんな楽しい乗りものを日本人が知らないままなのはもったいない! カワサキモータースジャパン桐野英子社長が「ニッチなオフロード4輪」の日本販売に踏み切った情熱 (1/2ページ) この記事をまとめると■カワサキモータースジャパンの桐野栄子代表取締役社長にインタビュー ■カワサキのオフロード四輪の魅力を多くの人に知ってもらいたいというのが導入のきっかけ ■ゼロエミッション社会を見据えた活動も行なっている 社長に聞く「オフロード四輪を国内に持ち込んだ理由」先の試乗記でお伝えしたように、主に北米で売れているカワサキのオフロード四輪車を、カワサキモータースジャパンが正規輸入・販売する。アメリカでは年間で万単位の販売実績があり、かなり大きな市場を形成しているのは事実だが、いまのところ日本ではニッチなカテゴリーのモビリティとなる。はたして、カワサキが正規販売する狙いとは? カワサキモータースジャパンの桐野
by Almond Butterscotch 過酷な環境でも走破できるトヨタ車のみを紛争地帯や国連機関に販売する「Toyota Gibraltar Stockholdings(TGS:トヨタ・ジブラルタル・ストックホールディングス)」という会社について、BBCの人気自動車番組トップ・ギアのチームが運営する公式ウェブメディアがまとめています。 Inside the factory that only builds white Toyotas | Top Gear https://www.topgear.com/car-news/big-reads/inside-factory-only-builds-white-toyotas TGSは、地中海の出入り口であり海上交通の要衝・ジブラルタルにある自動車販売会社です。TGSは顧客の要望に合わせて特別にカスタマイズした毎月650台ものトヨタ車を、主
パナソニックオードモーティブシステムズのOBC(既存品)。EVの充電時間短縮に向け800ボルト対応品の開発に着手した パナソニックオートモーティブシステムズは、入力電圧800ボルト対応の電動車オンボードチャージャー(OBC)開発に着手し、早ければ2027年にも量産を開始する。まずは欧州自動車メーカーでの採用を目指す。電気自動車(EV)の普及には充電時間が課題となっており、その短縮に向けて高電圧化を進める。量産場所は明らかにしていないが、チェコか中国工場とみられる。 OBCは車両側に搭載され、交流電源から車載の高圧バッテリーに充電するために電力を直流に変換する充電回路。現在のEVに搭載されている400ボルト対応のOBCは、車種や電池、充電設備によって変わるが、普通充電器で満充電までに数時間かかる。 そのため同社は、より高圧の800ボルトに対応したOBCの開発にいち早く着手する。高周波駆動の回
仕事どころか生活できそう。 リモートワークの新時代到来か? 三菱ふそうは2022年12月06日、リモートワークの新たな生活様式に対応したコンセプト車両「NOMADPro CANTER(ノマドプロ・キャンター)」を公開しました。 拡大画像 コンテナの中にオフィスが!?(画像:三菱ふそう)。 同車は三菱ふそうの小型トラック「キャンター」をベースとし、「自然が持つ癒しの力を活用すること」をコンセプトに、リモートワークが車内で行える設備を整えた車両です。可動式で簡単に収納できるテーブルとベンチを設置し、ワークステーションで2名のリモートワークが可能です。 また、可動式のベッドのほか、キッチン、洗面台やシャワールームも装備し、仕事を終えた後には車内で休憩や寝泊りができます。さらに、車両右側のウィングをフルオープンにすることで開放感も得られ、眺めが美しい場所で停車することで、身近に自然を感じることもで
出典:SkyDriveプレスリリース空飛ぶクルマや物流ドローンの開発を手掛ける株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市/代表取締役CEO:福澤知浩)は2022年12月1日までに、ベトナムのディベロッパーであるPacific Groupと、空飛ぶクルマ導入に関する覚書を締結した。 SkyDriveが設計開発中の空飛ぶクルマの商用機「SkyDrive式SD-05型」の最大100機のプレオーダーに合意したという内容だ。100機の内訳は、10機が確定で、90機がオプションとなっている。 ■Pacific Groupが覚書を締結した背景今回、SkyDriveが空飛ぶクルマ導入に関する覚書を締結したPacific Groupは、ベトナム国内で鉄道や高速道路などの公共の仕事を受託し、インフラ開発を行っている。 そんなPacific Groupが空飛ぶクルマを導入するに至った背景には、ベトナムの社会問
トヨタ自動車は11月16日、「プリウス」をフルモデルチェンジした新型を世界初公開しました。シリーズパラレルハイブリッド車(HEV)は今冬、プラグインハイブリッド車(PHEV)は2023年春ごろに発売を予定しています。 「Hybrid Reborn」をコンセプトにスタイリッシュに生まれ変わった「プリウス」 5代目となる新型プリウスは、「ハイブリッドの牽引役という役割は節目を迎えた」として、「Hybrid Reborn」をコンセプトに掲げています。強みである高い環境性能に加え、『一目惚れするデザイン』と『虜にさせる走り』を兼ね備えたクルマ」を目指して開発したとしています。 目を引くのは刷新されたエクステリアデザイン。プリウスのアイコンである「モノフォルムシルエット」を引き継ぎつつ、第2世代TNGAプラットフォームによる低重心化や、19インチ大径タイヤの採用でスタイリッシュなプロポーションへ生ま
7月8日に行われたこの発表は、一見地味ながら将来振り返った時には、とても重要なものだったと評されるに違いない。届けられたリリースのタイトルは「いすゞ、デンソー、トヨタ、日野、CJPT(Commercial Japan Partnership Technologies)、大型商用車向け水素エンジンの企画・基礎研究を開始」である。 同じ水素を使う大型商用車については、これまで燃料電池(FC)を搭載するものがトヨタ自動車と日野自動車、いすゞ自動車とホンダなどで開発が進められてきている。トヨタ、日野にいすゞも参画するCJPTでは中・小型の燃料電池トラックも開発中だ。 トラックを電動化するのは非現実的 海外メーカーではいくつかのメーカーがBEV(電気自動車)大型トラックの開発を表明しているが、日本勢がBEVに向かわないのは、大型トラックをある程度の距離走らせるだけのバッテリーを搭載したら、クルマがき
アウトドアでも日常でも、心地よく過ごせる。 キャンピングカーには憧れるけれど、日常での使用に不便を感じてしまい、二の足を踏んでいる人も多いのではないだろうか。そんな悩める読者の皆さんには、ぜひともこのウイニーをおすすめしたい。 ベース車両はハイエースワゴンGLで、8ナンバーの7人乗り仕様。日常での使用にフィットする、大きすぎないボディサイズながら、車内に装着された装備はかゆいところに手が届くものだ。 ワイドでもハイルーフでもないハイエースがベース車のため移動手段としてのクルマの機能を、スポイルしていないのが大きなポイント。 木の優しい質感と機能性が両立された車内。室内はもちろん「リアゲートキッチン」として、車外からも使用することができる。後部には防水ステンレス製の床下収納もあり、濡れものを収納するのに便利。 それでいて、車内のインテリアやアイテムには、便利な電化製品や水まわりを装備しており
トヨタのインドネシア法人は、新型「ハイエースプレミオ」を発表。モダンで上品なデザインに仕上がっており、インテリアの装備なども充実しています。 インドネシア市場において、ハイエースシリーズの年間販売台数(2021年)は2253台を記録。カテゴリの市場シェアは97.87%をマークし、ユーザーから支持を集めています。 なおハイエースシリーズには、日本未発売となるセミボンネットタイプ(300系)が存在しますが、ハイエースプレミオはこのセミボンネットタイプです。日本では、このモデルをベースにした乗用モデルが「グランエース」としてラインナップされます。 インドネシアで改良されたハイエースプレミオは、外装では電動格納式アウターミラー、LEDフォグランプなどを採用。内装では、7インチオーディオディスプレイや4つのUSB充電端子などを搭載し、車内で過ごす時間を楽しめるようにしています。乗車定員は10人です。
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