<地球上空400キロで行われた史上初の「宇宙オリンピック」──7人の宇宙飛行士たちによる祭典は大成功に終わった> 地球から400キロ離れた国際宇宙ステーション(ISS)では、7人の宇宙飛行士によって史上初の「宇宙オリンピック」が開催された。無重力状態で彼らが競技に臨む映像を欧州宇宙機関(ESA)が公開している。 東京五輪2020に触発された長期滞在クルーたちは、ISSに到着した宇宙船によって「チーム・ドラゴン」と「チーム・ソユーズ」に分かれた。 チーム・ドラゴンのメンバーは、NASAのメーガン・マッカーサーとシェーン・キンブロー、ESAのトマ・ペスケ、JAXAの星出彰彦。対するチーム・ソユーズは、ロシアの宇宙機関ロスコスモスのピョートル・ドゥブロフとオレッグ・ノヴィツキー、そしてNASAのマーク・ヴァンデハイだ。 行われたのは、ノーハンドボール、シンクロ、射撃、体操床なしの4つの競技。 息
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