『最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法』という本を書きました。その出版に合わせて、このアドタイにコラムを6回書く場をいただきました。さて、何を書こう。言いたいことはすべて本に書いたつもりなので、もうしゃべることはないなぁ。と思いきや、本を書きながら、頭を整理しながら、また気付いたこともありました。本に書ききれなかった、入りきらなかった広告コピーの話をこのコラムに書こうと思います。 本を書くにあたって、宣伝会議の佐藤匠さんから「この本を読むと参考になりますよ」という書籍を紹介されました。『職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法』『書いて生きていく プロ文章論 』どちらも、ブックライター・上阪徹さんの著書です。読んでみると、本の書き方と広告のつくり方、かなり類似点があることがわかりました。 「本屋に行って、どんな本が平積みされているか、どんな本を書店はプッシュしている