今までオリンピックといえばインカレにおける4年生力よろしく、ベテラン力が物をいう大会だと思っていた。 リオはセルジオ、ロンドンはテチューヒン、北京はボールらたくさんのベテラン、アテネは控えではあったがナウベルチとリマ、シドニーはグルビッチ兄。目の色を変えた経験豊富なベテランたちがそれぞれの大会でチームの原動力となっていた。「未だ」というべきかはわからないが、やはりバレーボールにおいてオリンピックは最大の大会であり、多くの選手の目標である。 今大会、1年延期されたという要因*1もあったのかもしれないが、どちらかといえば問われているのはチームの層の厚さと若い力であったように思う。この東京大会全38試合中11試合がフルセットマッチとなった。過去大会と比較するとリオは4試合、ロンドンでは5試合であった。一概には言えないが、チーム力が均衡してきている可能性がある。そのような中で固定のメンバーで戦うの