ネットフリックスのリード・ヘイスティングスCEO。当時の最高人材責任者パティ・マッコードとともに独特の企業文化を築き、同社のビジネスモデル転換と急成長を実現した。(Photo by Jacopo Raule/Getty Images) 物流を基盤としたDVD宅配サービスから、デジタルの動画配信サービス、そして制作へ―。これほど鮮やかにビジネスモデルを変えることに成功した企業は他にないだろう。だがそれを真に可能にしたのは、経営戦略ではない。周到にして奔放な「人事」である。 昨秋、日本に上陸したことでも話題の米オンライン動画配信サービス「ネットフリックス」。同社は吉本興業と組んで、芥川賞受賞作品『火花』の制作に乗り出すなど、コンテンツ制作で話題を振りまいているが、創業当初は郵送DVDレンタル会社だった。 ところが2007年、同社は現在の動画配信サービスに移行。競合の大手レンタルビデオチェーン「
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