今回から2回に分けて、Domain-Driven Design(ドメイン駆動設計。略してDDD)を紹介する。 DDDとは、Eric Evans氏が2000年代初頭から提唱しているソフトウェア設計手法で、機能中心ではなくドメイン(ビジネス上の関心領域)に設計の重心を置いたオブジェクト指向設計手法の1つである。 前編の今回はまずDDDの概要にふれ、次回は後編としてDDDの適用Stepについて簡単に紹介する。 DDDの前身 DDDは、Martin Fowler氏が以下の書籍『PoEAA(Patterns of Enterprise Application Architecture)』の中で分類している以下の3つのロジックパターンの内「ドメインモデル」の流れをくんでいる。 エンタープライズアプリケーションアーキテクチャパターン 作者: マーチン・ファウラー出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 201
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