5月6日に台湾・福隆で行われた砂像の世界大会で、日本人アーティストの保坂俊彦さんが優勝しました。優勝作品「宮本武蔵」に絶賛の声が相次ぐ保坂さんご本人に、現在の心境をうかがいました。 優勝作品「宮本武蔵」 「福隆国際砂彫刻芸術季2017」で快挙を成し遂げた保坂俊彦さんは、日本では2人しかいないというプロの砂像アーティスト。東京芸術大学を卒業後、砂像アーティストとして活動をはじめ、活動歴は今年で20年を迎えます。 砂像アーティストの保坂俊彦さんと宮本武蔵 優勝作品の「宮本武蔵」は、刀を傍らに置いた武蔵が凛々しい表情で正座をしている様子を描いた作品。着物のしわや武蔵の表情が繊細に表現されている他、魂のこもった瞳がとても印象的です。また畳の目や刀の細部に至るまで非常に丁寧に作り込まれていることも分かり、見る者を圧倒します。 背面の作り込みもスゴイ 今回の優勝について保坂さんは「14カ国、20人が参