何かサービスを開発する時に、以下のような状態に陥ることがあります。 「要求」だとか「要件」が曖昧なまま開発に入ってしまう 形だけの要件定義書を作り、開発に入ると見返さない(形骸化してしまう) このような状態になってしまうと、大体は大きな手戻りが発生したりプロジェクトに損失を与えてしまいます。 これを防ぐためにも、要件定義の役割と重要性を理解しておくことは大事です。 「タクシー配車アプリを開発する」というプロジェクトを例に出しながら考えてみます 要求・要件・仕様の違い ざっくりとですが、プロジェクトを始める際には要求・要件・仕様の3つを考える必要があります。 要求とは 要求とは、「ユーザーがサービスで実現したいこと」です。 タクシー配車アプリでは「手軽に近くのタクシーを呼びたい」など。 ニーズとウォンツのような話だと、ニーズ(=目的)ということになります。 要件とは 要件とは、「どのようなサ