最終戦となる第2期は、昨年「叡王戦」を優勝した佐藤天彦名人と、「第4回将棋電王トーナメント」を勝ち抜いた将棋ソフト「PONANZA」が2番勝負で争う。第1局は日光東照宮(栃木県)で4月1日に、第2局は姫路城(兵庫県)で5月20日に行う。 電王戦は2011年に、米長邦雄永世棋聖と将棋ソフト「ボンクラーズ」の対局としてスタート。16年からは第1期電王戦と銘打ち、“人間代表”を決める叡王戦の優勝者と将棋ソフトの代表を決めるトーナメントの覇者が激突している。 川上会長は、ドワンゴが電王戦を始めた経緯を「将棋界だけでなく社会全体でAI(人工知能)と人間がどういう関係かを示すために始めた」と話す。「電王戦はある意味で異種格闘技戦。AIと人間が付き合う上で、人間側のルールでの比較を前提としている。その考え自体がナンセンスで、もっと違う考え方をしなければならない」という。 「AIが人間よりも優れていると解
![将棋「電王戦」今春で終了へ 川上会長「歴史的役割は終わった」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7f9cc8e9cf2190cc4053284e86f1c6de92c507a1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F1702%2F22%2Fl_kf_denou_01.jpg)