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2021年6月30日のブックマーク (5件)

  • 第51回 いざ合戦!クワ持って集合!~戦国時代の軍需物資と園芸技

    『軍需物資から見た戦国合戦』 [著者]盛昌広 [発行]吉川弘文館(2008年泉洋社版の改訂版) [入手の難易度]易 『戦国合戦の舞台裏 兵士たちの出陣から退陣まで』 [著者]盛昌広 [発行]洋泉社(2010年版の増補新版) [入手の難易度]易 『徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか―家康のあっぱれな植物知識』 [著者]稲垣栄洋 [発行]東洋経済新報社 [入手の難易度]易 前回、江戸周辺地域のレンコン栽培について話をしたが、経済作物としてはリスクもあったようだ。『江戸東京野菜物語編』(大竹道茂・著 農文協 2009)によると、足立区では(足立の語源=葦立という説あり、低湿地だった)、洪水になると蓮田に泥が入り込みレンコンの収穫ができなくなることが度々あったという。収穫を見込んで借金をして肥料を買って栽培する農家も多く、水害=破産というリスクがあった。それでもうまく行けば高い収益を得られたため

    第51回 いざ合戦!クワ持って集合!~戦国時代の軍需物資と園芸技
    kyo_ago
    kyo_ago 2021/06/30
  • 第81回 床下で火薬を育てる~世界遺産「白川郷」と謎の焔硝生産

    『知られざる白川郷 床下の焔硝が村をつくった』 [編著者]馬路?藏 [発行]風媒社 [発行年月日]2009年1月15日 [入手の難易度]易 今日の話は、現在、世界遺産となった白川郷で密かに焔硝(えんしょう)が作られていた、しかも長い年月に渡って密かに行われていた、という謎についての物語だ。焔硝(硝石とも)というのは鉄砲に用いられる火薬の原料である。 この物語は、2002年、著者らが白川村教育委員会から「合掌家屋の床下の土」を化学分析するように依頼されたことに始まる。その土を分析した結果、驚くべきことがいろいろわかってきた。 調査で明らかになったのは、江戸時代に火薬の原料である焔硝(硝石)を人尿、蚕糞、野草などを材料とし、土壌微生物のはたらきを利用してつくっていたという驚くべき事実だった。 さらに、この調査をもとに白川村に残る文献や古文書、高齢者へのインタビューなどを行い、実際にどのような材

    第81回 床下で火薬を育てる~世界遺産「白川郷」と謎の焔硝生産
  • 第83回 凶作の翌年に人が死ぬ~飢饉と疫病『飢えと食の日本史』

    [著者]菊池勇夫 [発行]吉川弘文館 [発行年月日]2019年4月30日 [入手の難易度]易 自然災害、あるいは戦争による飢えや疫病、怪我は、近世以前の草学(用・薬用その他、人間にとって有用な天然資源を研究する学問)や農耕と園芸の技術が発達する原動力になった、というのは容易に推察できる。 今日は、『飢えとの日史』というを紹介する。そもそも、僕らのほとんどは飢えを知らない。へたするとしばらく「お腹すいたなあ」という感覚すら覚えたことがないかもしれない。飢えの現実については、連載第40回(「花のエネルギー」)で紹介した「風をつかまえた少年」カムクワンバの話で少し書いたが、その苦しみと不安はとても長期間でしかも先が見えない、誰にもわからない、という恐ろしさがある。 村が飢饉に襲われたとき、飢えに黙って耐え、ひっそりと亡くなる人もいれば、何かのきっかけに暴動を起こす人たちもいる。 カム

    第83回 凶作の翌年に人が死ぬ~飢饉と疫病『飢えと食の日本史』
    kyo_ago
    kyo_ago 2021/06/30
  • エラーメッセージの極意 - 物事がうまくいかないときに、明快で役に立つコピーを書く方法

    エラーメッセージの極意 - 物事がうまくいかないときに、明快で役に立つコピーを書く方法 翻訳記事 Jun 30, 2021 この記事はMediumのブログ: The Art of the Error Messageの翻訳転載です。著者のマリーナ・ポズニャクさんの許可を得て公開しています。 テック業界では「失敗を受け入れる」という考え方が大きな意味を持っています。「誰よりも早く、たくさん失敗しなさい(Fail fast, fail often)」は業界のマントラといっても過言ではありません。しかし、プロダクト開発のプロセスでは、あまり注目されない日常的な失敗があります。それは「謙虚なエラーメッセージ」です。 エラーメッセージは、ユーザーが問題を解決して先に進むのに役立つものです。 エラーメッセージの問題 「パスワードが正しくありません」というエラーは、誰もが一度は(あるいは毎日)目にしたこと

    エラーメッセージの極意 - 物事がうまくいかないときに、明快で役に立つコピーを書く方法
  • GitHubにAIプログラミング機能「Copilot」登場 関数名とコメントから中身を丸ごと自動補完

    GitHubは6月29日(現地時間)、関数名とコメントから、関数のコードを丸ごと自動補完するAIプログラミング機能「GitHub Copilot」(コパイロット、副操縦士の意)を発表した。専用ページから登録すると、テクニカルプレビュー版の招待を順次受けられる。 米Microsoftのコードエディター「Visual Studio Code」と、Visual Studio Codeベースのクラウド開発環境「GitHub Codespaces」向けの拡張機能として提供する。 例えば、コメントとして「// Get average runtime of successful runs in seconds」(成功した実行の平均実行時間を秒の形式で取得する)と書いておき、その下に「func averageRuntimeInSeconds」と関数を書き始めると、Copilotがその先を自動補完。必要な

    GitHubにAIプログラミング機能「Copilot」登場 関数名とコメントから中身を丸ごと自動補完