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ブックマーク / tmaita77.blogspot.com (2)

  • 博士課程修了生の不安定進路の比重

    昨日,2012年度の文科省『学校基調査』の確定値が公表されました。8月公表の速報値とは違って,仔細な集計も多く盛られています。 http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001011528 集計の仕方も年々詳しくなってきているのですが,今年度より,卒業後進路の「就職」カテゴリーが,「正規就職」と「非正規就職」とに区分されていることが注目されます。雇用の非正規化が進んでいる現在,双方の数字を分けてカウントする必要がある,という認識からでしょう。 今年度より,高等教育機関の卒業後進路カテゴリーは,以下の8つとされています。 ①:進学 ②:正規就職 ③:非正規就職 ④:臨床研修医 ⑤:専修学校,外国の学校等入学 ⑥一時的な仕事(バイト) ⑦:左記以外の者(その他) ⑧:不詳・死亡 今年春の大学院博士課程修了生(満期退学含む)の場合,

    博士課程修了生の不安定進路の比重
  • 都道府県別の大学進学率(2017年春)

    今年度の文科省『学校基調査』の速報集計結果が公表されました。 http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001011528 タイトルのごとく,学校数,児童生徒数,卒業後の進路など,学校に関する基データを載せた,公的な基統計資料です。教育学,とりわけ教育社会学の研究者で,この資料を知らない人はいないはずです。 児童数が過去最低になった,大学生の就職率が過去最高になったなど,いろいろなファインディングが報じられていますが,私が関心を持つのは大学進学率です。 2017年春の,18歳人口ベースの浪人込みの大学進学率は52.6%で,前年度の52.0%を上回りました。今では同世代の半分が4年制大学に進学しますが,そのことの数値的な表現です。 しかるにこれは全国の数値で,地域別にみれば値は大きく違っています。地方出身という身の上もあり,

    都道府県別の大学進学率(2017年春)
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