住宅リフォーム推進協議会の調査によると、孫が祖父母の家で楽しいと思うことは「一緒にご飯を食べること」、孫が苦手な場所は祖父母の家の「トイレ」ということが分かった。調査の目的は、長く住み続けている祖父母自身が気づかない、自宅の問題に気づいてもらうことだというが、どういった問題があるのだろうか? 【今週の住活トピック】 「祖父母の家に対する意識調査」調査報告書発表/住宅リフォーム推進協議会 ■子どもや孫は、祖父母の家の「寒さ」が気になる? 「祖父母の家に対する意識調査」の結果が報告されたのは、2015年9月30日に開催された、住宅リフォーム推進協議会の「リフォームで生活向上プロジェクト」本格始動についての記者発表会でのこと。 筆者が最も関心を持ったのが、祖父母の家に対する孫・子どもの印象を聞いた、この調査だ。同じ家に長く住み続けている祖父母は、新しい住宅や設備と比べて、自宅が不便だったり快適で