NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2018年6月11日、高速/広帯域なパケット転送を可能にするソフトウェアエンジン「Kamuee(カムイ)」を開発したことを発表した。特許技術である「Poptrie(ポップトライ)」やインテルの「DPDK」ライブラリの活用により、特殊なハードウェアを搭載しないx86サーバーをベースとして、高性能なキャリアのバックボーンルーター(BGPルーター)などを安価に実現しうる技術。6月13~15日開催の「Interop Tokyo 2018」では、「ShowNet」を支えるコアルーターとして実働展示される。 8日に行われた記者説明会では、Kamueeの開発を主導してきたNTT Com 技術開発部の小原泰弘氏が、Kamueeの技術的な特徴や開発背景、今後の展開などを紹介した。