昨今、行政のウェブサイトでも、JavaScriptを使用したインタラクティブな地図が使われることが多くなってきました。 2016年現在、民間のウェブページでは、動かせる地図を表示することは当たり前に行われるようになっています。 施設やイベントの場所を表現するにあたって、ウェブ地図はたいへん便利なツールであり、これからも利用が進みこそすれ、廃れることは無いはずです。 もちろん行政においても、サイトにウェブ地図を利用することはこれから一般的になってゆくと考えられます。 そうしたなか、行政サイトを構築する際に、いくつかの観点から気をつけたほうがよいだろう、ということをまとめてみます。 従うべき要件 行政のサイトを構築する際には、特にセキュリティ要件など、当然のように多くの要求仕様がありますが、ウェブ地図を利用するにあたって、見逃されがちな観点がいくつか存在します。 著作権・ライセンス的な観点 そ