東京のソフトウェア業従業者数は「31万8258人」、対して大阪は「6万4728人」です。東京/大阪の人口差「約1.5倍」GDP差「2.4倍」に対して、ソフトウェア業従業者数は「4.9倍」も開きがあります。 大阪とおおむね同等規模の愛知も似たような傾向で、少し規模の小さい福岡、宮城などはさらに差が広がっています。つまり、いずれの府県も経済規模の割にはITエンジニアが少ないことが分かります。 この数字を見ると「やっぱりITは東京有利だ」と思ってしまいますが、「大阪は経済規模に対してITエンジニアが全然足りていない」とも考えられます。つまり「大阪にUターン/Iターンするなら今がチャンス」ということです。 転職のチャンスが少ない? 従業者数が少ないということは、IT系の求人が少ないということでしょうか? いえ、そんなことはありません。例えば2016年9月度の大阪府内の情報処理・通信技術者の有効求人
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