SQLインジェクションを・・・駆逐してやる!! この世から・・・一匹残らず!! (PHPカンファレンス2015)

今日は、PHPでよく使用される正規表現エンジンであるPCRE(Perl Compatible Regular Expression)の、余り知られていない(と思う)制約について書きます。 プログラム 題材は下のPHPプログラムです。 <?php header('Content-Type: text/html; charset=latin1'); $url = $_REQUEST['url']; if (preg_match('/^(.*?):/s', $url, $match)) { $scheme = $match[1]; if ($scheme !== 'http' && $scheme !== 'https') { exit; } } echo '<a href="'. htmlspecialchars($url). '">link</a>'; 外部から受け取った「url」パラメータ
以下のようなコードがあり、nameは画面入力なのでSQLインジェクションが起こるのでは? と作成者に確認したところ、"%s"してあるから大丈夫との返事をもらいました。 ネット調べるとmysql_real_escape_stringでエスケープしてから"%s"で変換すれば大丈夫といった内容は見つけたのですが、mysql_real_escape_stringなど不要との返事をもらいました。 なぜ?と聞くとそういうものだとしか回答がありません。 ひどいですね。これは質問者が正しく、sprintfの%sで受けただけでは、SQLインジェクション脆弱性となります。 しかし、どうしてこのような間違った知識が出てきたのかと考えるに、数値を%dで受ける場合と混乱したのではないかと憶測しました。数値の場合、書式%dで受けていれば、仮に攻撃コードが入力されたとしても、%dで整数に強制変換されるので、SQLインジ
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