一部界隈で「ギガが減る」という表現が話題です(参考:若者はみんな使っている?謎のワード「ギガが減る」とは)。 「ギガがない」「ギガが回復した」「ギガが限界」「ギガがやばい」といった表現をTwitterなどで発見することもできます。データの単位を示すギガバイトのうちの「ギガ」という部分が何故か物のように表現されており、なかなか破壊力が大きい衝撃的なパワーワードです。 最近話題になっているのは「ITに詳しくない人々が使う変な表現」という面白ワードとしてですが、そういった表現が、実は日本のインターネットトラフィックの傾向を示すものになりつつあると言えてしまうのかも知れません。 IX事業者が見る「ギガが減る」 インターネットマルチフィード株式会社の吉田氏が2016年のIP Meetingで発表した「2015年インターネット運用動向」(PDF)の中で、次のように月初めから月末にかけてトラフィックが落