翻訳チームの一員として参加した『実践アジャイルテスト』が先月出版されました。原書には、私自身が日々考え悩んでいることの答えやヒントが書かれており、読者として非常にハッピーな日々を過ごしました。本稿ではその経験をもとに、現在アジャイルテストで議論されている内容の一端を紹介したいと思います。 日々の業務のヒントが散りばめられた 『実践アジャイルテスト』 先月末に『実践アジャイルテスト』が翻訳出版されました。私は翻訳チームの一員として参加し、テストの視点からアジャイルテストを俯瞰する機会を得ました。翻訳作業は非常にタフなものでしたが、原著『Agile Testing』の読者としては非常にハッピーな日々でした。というのも、読み進めていくうちに私自身が日々考え悩んでいることの答えやヒントが偶然にもそこに書かれてあったのです。 例えば、品質メトリクスを現場にいかに周知徹底していくかという検討会議の後に
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