2月8 6to5 に末尾呼び出し最適化が実装されたので調べてみた @azu_re さんのツイートで知ったのですが、6to5 に末尾呼び出し最適化が追加されました。 Added complete TCO (tail call optimization). by RReverser · Pull Request #714 · 6to5/6to5 · GitHub ECMAScript 6 compatibility table によると ES6 transpiler では初めてテストを通った実装のようです。 6to5 ではどのような ECMA−262 5th のコードに変換して実現しているのか気になったので調査してみました。 末尾呼び出し最適化って何? その前に「末尾呼び出し最適化って何?」って人のために簡単に説明しておきます。 通常、再帰するようなコードを書くとこんな感じになります。 fun
JavaScriptでは、多くの文は、セミコロンという終端記号を明示的に記述して、文の終わりを示す。 var i = 0 ; ++i ; --i ; しかし、JavaScriptでは、一部の文脈で、セミコロンの省略が許されている。あたかも、セミコロンが自動的に挿入されたかのように振る舞う。これを、自動セミコロン挿入(Automatic Semicolon Insertion) ECMA-262 Edition 5.1 §7.9が規定する、自動セミコロン挿入の定義を、本記事では解説する。 まず、三つの基本的なルールがある。 プログラムを左から右にパースした時に、文法上許されないトークン(反則トークン, offending token)があった場合、以下の二つの条件のうちどちらかひとつ、もしくは両方を満たせば、セミコロンが自動的に挿入される。 反則トークンと前のトークンが、ひとつ以上の行終端子
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く