2019年12月15日のブックマーク (2件)

  • そそり立つ「I」 映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』 - 関内関外日記

    わたしは、ダニエル・ブレイク (字幕版) 発売日: 2017/09/06 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る おれは英語というものをよく知らぬ、知らぬが原題が『I, Daniel Blake』というところにひっかかる。「I am」ではないのだ、「I」なのだ。そしてそれは、国家という官僚組織、それを民営化してさらに人を人扱いしなくなった世界、それに対して毅然として立ち上がる一の線に思えてならない。「I」のない世界に一の柱。そんな印象を受ける。 主人公は40年大工をやってきて、心臓疾患で医師から仕事を止められている労働者。ところが、役所に保護を申し出てもあれやこれやで排除される。機械的な質問、ネットを通しでなくては申し込みすら出来ないシステム。そんなところで、二人の子供を持つシングルマザーと出会う。はたして彼らに安定は訪れるのか? そんな話である。主人公には人徳があ

    そそり立つ「I」 映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』 - 関内関外日記
    kyokoippoppo
    kyokoippoppo 2019/12/15
    これは新聞を切り抜いた。見てみたい。
  • 労働の映画よな ケン・ローチ『家族を想うとき』を見る - 関内関外日記

    ケン・ローチ監督の最新作『家族を想うとき』を観た。この映画の存在を知ったのは次の記事による。 gendai.ismedia.jp おれはあまり熱心な映画好きでもないので、ケン・ローチ監督の最新作などさっぱり知らなかった。知らなかったが、上の記事で知った。観たいと思ったら、近所のジャック&ベティでやっているじゃないか。おれは観に行くことにした。 名匠ケン・ローチの新作『家族を想うとき』予告編 で、観た。 この映画のフライヤーには「毎日、抱きしめて。」とか、「いったい何と闘えば、家族を幸せにできるの? 名匠ケン・ローチ監督が再び、立ち上がる 美しく力強い家族の絆」などと書かれている。 嘘だ、とは言わないが、「そうでもねえよな」というのが正直なところだ。これは、機械に管理された労働、ギグ・エコノミーの悲惨な労働、ともかく、労働の映画なのだ。個人事業主という独立しているようでいて、資の圧倒的な影

    労働の映画よな ケン・ローチ『家族を想うとき』を見る - 関内関外日記
    kyokoippoppo
    kyokoippoppo 2019/12/15
    惹かれるな。見たいな。