わずかにズレているかもしれないが、ギザの大ピラミッドは紛うことなき古代エジプトの工学技術の結晶だ。 古代エジプト人がピラミッドを東西南北にほぼぴったりと配置したその方法はこれまで分からなかったが、ついに明らかになったかもしれない。 ―答えは、秋分である。 秋分は夏至と冬至の中間で起きる、昼と夜の長さがほぼ同じになるように地球が傾くポイントのことだ。 ほぼ完璧に配置されたギザの大ピラミッド およそ4500年前、クフ王によってギザの大ピラミッドが建造された。エジプトの三大ピラミッドのうち、最大のものがギザ台地にある高さ138メートルのクフ王のピラミッドで、これは世界の七不思議にも数えられている。 これまでの調査で明らかになったのは、大ピラミッドが非常に高い精度で建造されているということだ。それは1度の15分の1という精度で東西南北にぴったり向けられている。 この画像を大きなサイズで見る カフラ