大学の授業中に鍋を食べる学生が現れた――。大阪公立大学の教授がX(旧ツイッター)に投稿したそんな写真がSNSで話題になった。 投稿したのは、ポピュラー音楽研究者で同大学教授の増田聡さん。以前から「自分の授業では教室で鍋をやってもいい」と許可しているという。今回の学生の行動について「わたしは大学とはこういう場所であるべきだと思ってます」との見解を示した。 投稿に対しては、「素晴らしい取り組み」などと称賛する声が上がる一方、「これで授業が成立するはずがない」などと批判する声も上がった。J-CASTニュースは、授業中の鍋を許可する理由や大学教育のあり方について、増田さんに詳しい話を聞いた。 「迷惑をかけなければ授業中に鍋をやってもいい」 事の発端は、増田さんが2023年12月5日にXに投稿した2枚の写真だ。1枚目には卓上ガスコンロに置かれた具材入りの鍋が写っており、2枚目には学生たちで鍋を囲んで