2009年2月5日のブックマーク (3件)

  • 極東ブログ

    中公新書の新刊とされている『ケマル・アタチュルク』の表紙を見たとき、ほんの数秒だが、私にはちょっとした混乱があった。「あれ?改版したのかな」と勘違いしたのである。「ケマル・アタチュルク」という表題のインパクトが強く、その上部に記されている著者の小笠原弘幸氏の名前にふとした失念があった。が、すぐに、「ああ、『オスマン帝国』の小笠原さんか」と思い出しつつ、書を開いた。 冒頭、「トルコ共和国の首都、アンカラ。その丘のひとつに建立された、巨大な廟がある。」と読むや、私も見た、壮大なアタチュルク廟の思い出が蘇った。 書を見たときの、この、自分の、わずかだが、混乱の理由は、「すでに中公新書には大島直政氏の『ケマル・パシャ伝』があるではないか?」と連想したからである。勘違いである。それは新潮選書であり、大島直政氏の中公新書の書籍は『遠くて近い国 トルコ』である。この新書は1968年の刊と古く、先の新

    kyyon
    kyyon 2009/02/05
  • 2009-02-04

    国家・国民・民族とかは、近代がこさえた『想像の共同体』ベネディクト・アンダーソンであること定説にはなってはいるがしかし、そもそもそゆ概念、空想だろーが仮装だろーが実装だろーがここ日ではいまひとつ馴染みがないお仕着せなもんでしかない。「ナショナル」はともかく、「ネーション・ステート」なる集合体概念はより実感しずらい。だから、それをどーにかするしないの議論をするにしても、憲法を始めとしてどーにも身がはいらないようで断片ばかりがバラバラと散逸していてうすぼんやりとしてしまうのは、ワタクシだけ? てなことで、国家概念の家ヨーロッパはなにをどーしてそーしようとそーなってるかを、ちょっとさらってみる。 『ヨーロッパとは何か』クシシトフ・ボミアンに依ると、12〜16世紀にかけてのヨーロッパでは3つの文化が存在してた。ラテン語の聖職者スコラ文化、各地の俗語で朗読・口承されたネイション形成途中の戦士・騎

    2009-02-04
  • バカの戯言に見る「何故、日本のIT業界は重層的な階層構造をとっているのか?」 - 消毒しましょ!

    話題のをあれこれ読み漁っては、果てしなくどーーーーでもいい感想文を垂れ流して悦に入っているバカがはてなには掃いて捨てるほどいるが、所詮バカがバカに過ぎないことは自明であり、ものを考えることの出来ないヤツが考えたフリだけしてあれこれ語るのは時間の無駄以外の何物でもない。バカの言説は理路がとっ散らかっているのがその特徴で、それこそがバカのバカたる所以であるといってしまえばそれまでだが、時折そこから別の音が見えてくるのがオモロカシイ。今回、IT業界の構造など何ひとつ知らなくともバカの戯言から隠された真実が見えたので御報告申し上げる次第であるw この原因は、結局のところ最終的にサービスを受ける企業側にきちんと下請けを評価する能力とノウハウがないことが一因としてあげられる。担当者が無能とかそういう単純な議論ではなく、流動性を保つためにそういうことができる機能を外だしせざるをえなかったというのが実

    バカの戯言に見る「何故、日本のIT業界は重層的な階層構造をとっているのか?」 - 消毒しましょ!
    kyyon
    kyyon 2009/02/05
    振りはともかく考えるくらいはしてても、実行に移せないんだよな。自分自身を変える勇気と努力が無いのはバカというより、単なる愚痴だもんね。