毒親とは? 少し前からメンヘラの間では「毒親」という言葉がブームになってます。 この毒親という言葉の元となったのは2001年にスーザン・フォワードが記した「TOXIC PARENTS(日本語出版で『毒になる親』)」という本です。 スーザン・フォワードは、カール・グスタフ・ユングが提唱した「子供を飲み込み支配する母…グレートマザー」の概念を、自身のカウンセラーとしての経験を基に、子供を不安/怒り/義務感/罪悪感等の「毒」を用いて支配する「毒親」という概念に再構築しました。 今のネットではメンヘラを中心に毒親という言葉は「子供に対して心理的and/or物理的に抑圧をかけてきたり、暴力を振るう酷い親」という意味合いで使われているかと思います。(本記事で「毒親」という言葉は左記の定義で扱います) またその毒親ぶりもインフレ化の一途を辿っており「親の異常な情熱の元、虐待のような教育や訓練を受けていた