11月上旬は季節外れの暖かさとなりましたが、気象庁の長期予報によりますと、12月からの3か月間も全国的に気温が平年より高く、降雪量も少なくなる見込みです。 関東甲信地方は、寒気の影響を受けにくいため、3か月の平均気温は「平年より高い」と予想され、3か月をとおした降水量は「平年並みか多い」見込みです。 気象庁は「暖冬傾向を予想しているが、一時的に強い寒気が入って大雪になるおそれがあるので油断せずに最新の情報に注意してほしい」と呼びかけています。 気象庁が21日に発表した12月から来年(2024)2月にかけての3か月予報によりますと、上空の偏西風が日本付近で蛇行して平年よりも北を流れるとみられ、「西高東低」の冬型の気圧配置になるのは一時的で、東日本や西日本、沖縄・奄美を中心に寒気が流れ込みにくくなる見込みです。 ~3か月間の平均気温~ このため、3か月間の平均気温は、東日本と西日本、沖縄・奄美