横浜市教育委員会はこのほど、市立瀬谷中学校を県立瀬谷西高校跡地に移転・建て替えする計画を発表した。教室不足や校舎の老朽化、長い通学距離などを解消するためで、2024年度から設計や工事などの準備を進め、28年度夏の移転を目指している。 現段階の計画では、23年に閉校した瀬谷西高跡地(中屋敷)のグラウンド側に新校舎を新設し、既存校舎側に新しいグラウンドを整備する。既存校舎の解体は県が担う。 設計などを経て、26年度後半から建設に着手する予定。移転後の瀬谷中の跡地活用については、都市整備局が引き継ぎ検討を進めるという。 施設や通学距離に課題 市学校計画課によると、移転は施設や通学路の課題を受けたもの。瀬谷中は23年8月時点で830人以上が通うなど、既存校舎だけで教室をまかなうことができず、教室不足に対応するために設けたプレハブ棟(2棟)も築10年以上が経っている。生徒数は28年度に668人になる
![瀬谷中 瀬谷西跡地への移転計画 市教委、28年夏目指し | 瀬谷区 | タウンニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/44a6dcf26acab84fbd52c55b6db11b1f74ad9d09/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.townnews.co.jp%2F0106%2Fimages%2Fa001282655_01.jpg)