人の知を機械的に再現できるのではないか、これが人工知能の当初の夢でした。 でも「人の知」を解明しそれを実現するというアプローチは突き詰めて考えていくと、袋小路に陥ってしまいました。 チューリングテストとか中国語の部屋とかフレーム問題とか、聞いたことあるでしょう。人工知能の挫折と苦難の時代ですね。 困った人工知能研究者は、「知とはなんぞや」という疑問はとりあえず保留にして、「とにかく今できていないことに挑戦しようぜ」精神で研究を進めました。 結果、多くの成果を上げて、今日でも一つの学問領域として存在しています。 そのため、いまの人工知能学会の中の人たちの目的を最大公約数的にまとめるならば、 「今までコンピュータや機械でできなかったことをできるようにするよ(したよ)」というところでしょうか。 この程度の緩い集まりなんですよ。実際。全員がアンドロイドを目指しているわけではないんです。 とはいえさ
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