台湾当局は、今月開幕する東京オリンピックに、IT担当の閣僚でマスクの在庫が一目で確認できるアプリの導入などで知られる唐鳳氏、英語名オードリー・タン氏を代表として日本に派遣すると発表しました。 これは台湾の内閣にあたる行政院の報道官が発表しました。 唐鳳氏はIT企業の顧問などを経て、2016年に発足した蔡英文政権で閣僚級の政務委員に就任し、各部局のIT政策を担当しています。 台湾当局は過去のオリンピックでもスポーツを担当する閣僚を代表として派遣したことがありますが、東京オリンピックの期間中は担当閣僚の公務が重なるため、唐氏の派遣を決めたとしています。 台湾では去年1月に初めて新型コロナウイルスの感染が確認されたのをきっかけにマスク不足への懸念が広がりましたが、唐氏は在庫が一目で確認できるアプリを導入し社会的な混乱の収束に努めるなど、その手腕が内外から評価されています。 蔡政権としては、日本で
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