東京大学学生で「平和教育の教育空間」について実践と研究を進める庭田杏珠氏と、同大大学院教授でデジタルアーカイブを研究する渡邉英徳氏が取り組む「記憶の解凍」は、AIと人のコラボレーションによって、凍りついていた記憶を「解凍」し、戦争体験者の「想い・記憶」を未来に継承する営みである。 戦前から戦後の白黒写真を、AI技術・当事者との対話や資料などをもとにして人の手で彩色。カラー化した写真は貴重な証言とともに『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』(光文社新書)にまとめられ、大きな話題を呼んだ。 ここでは同書より、戦前から戦中に撮影された写真10点を特別にセレクトし、一挙掲載する。(全2回の1回目/後編を読む)
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