【ソウル=小倉健太郎】北朝鮮の国防委員会は23日、国連総会第3委員会が採択した人権侵害を非難する決議を「全面拒否」するとの声明を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。米国のほか日韓、欧州などを対象に「未曽有の超強硬対応戦に突入する」としている。国防委員会は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記がトップを務める。韓国外務省は同日、北朝鮮の声明を「強力に糾弾する」との報道官論評を出し、挑発には断固たる対応を
朝鮮労働党を執権政党とするヘゲモニー政党制であり、最高指導者は金日成、金正日、金正恩と親から子への世襲が続いている。冷戦期に中ソ対立の狭間で非同盟運動を推進し、「自主、自立、自衛」を掲げて主体思想を唱えた[6][8]。以来「マルクス・レーニン主義を創造的に朝鮮に適用した」とする主体思想を党と国の「指導的指針」と定め、その中で「主体的な革命観を立てるためには、党と首領の指導が必要」として首領の指導への忠実性を人民に要求し[9]、極端な個人崇拝と独裁政治が現在に至るまで続いている。 北朝鮮の政治体制について、百科事典マイペディアは「『共和国』とは名ばかりの3代にわたる世襲独裁体制」と評価する[6]。日本の防衛省のシンクタンク、防衛研究所は2017年に「独裁化と粛清を通じた恐怖政治が続いている」と分析している[10]。ヒューマン・ライツ・ウォッチは「世界で最も抑圧的な国の1つ」「あらゆる基本的な
(CNN) 朝鮮中央通信(KCNA)は30日、北朝鮮が隣国韓国と「戦争状態」に入ったと伝えた。 KCNAは「今後、北朝鮮と韓国に関するいかなる問題も『戦争状態』に準じて処理される」とし、さらに「戦争でも平和でもない状況は終わった」と付け加えた。 またKCNAは「(北朝鮮政府は)全面戦争や核戦争も辞さない」とし、さらに「我々はまず、米国本土、ハワイとグアム、韓国の米軍基地を攻撃・破壊する。その後(韓国大統領府は)焦土と化すだろう」と述べ、米国への直接攻撃の可能性を示唆した。 これに対し韓国は30日、今回のような北朝鮮の挑発は今に始まったことではない、との声明を発表した。 韓国政府は、韓国と北朝鮮が経済協力事業を行う北朝鮮の開城(ケソン)工業団地に30日朝、韓国から多数の職員が入り、後からさらに数百人が入るとしており、同団地では通常通り業務が行われる模様だ。 韓国統一部は声明で「今回の北朝鮮の
北朝鮮は30日午前、「南北関係は戦時状況に入った」と一方的に宣言したうえで、「いかなる挑発行為に対しても、予告なしに断固たる物理的行動を取る」と威嚇し、核兵器を搭載できる爆撃機も投入して合同軍事演習を続けるアメリカと韓国を改めてけん制しました。 これは、北朝鮮の国営メディアが30日午前、「政府などの特別声明」として伝えたものです。 この中で北朝鮮は、「南北関係は戦時状況に入った。南北間のすべての問題は戦時に準じて処理される」と一方的に宣言しました。 そのうえで、「いかなる挑発行為に対しても、予告なしに断固たる物理的行動を取る」と威嚇し、韓国だけでなく、アメリカ本土に対する攻撃も辞さない構えを重ねて示しました。 北朝鮮は、今月に入って朝鮮戦争の休戦協定を白紙にしたと宣言したほか、すでに南北間の軍の通信ラインを遮断するなどしてきました。 今回、「戦時状況」ということばを使って緊張をさらに高める
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