叉焼、チャーシュウが好きです。 かつて横浜中華街には「有昌」という叉焼を売っている老舗が存在していました。 惜しまれながら、数年前に暖簾をおろし 二度とあのフンワリと甘い香りのする美味しい叉焼を私達に提供してくれる事はなくなってしまったのです。 子供の頃から、大好きだった有昌のチャーシュウ。今でも私のチャーシュウ感の中心には有昌が存在しています。 「嗚呼! 有昌の叉焼がもう一度食べたい。」そんな想いを抱いているのは私だけでは無く、当然の如く多くの方が存在していると思うのです。 そんな想いを書き込んだ私の過去記事のコメント欄に、ご家族と思われる“ある方”から鍵コメを頂きました。 その中には、暖簾を下ろす事になりました経緯と有昌を愛したお客様への感謝が綴られ、そして身近な存在として見て来た、有昌のご主人の匠の技の一端が書かれており、文面を改めての公表の御許可も添えられておりました。 そこには、