はじめに 前回までのあらすじ 禁じられた現代魔術言語「D」の封印を解き、簡単なパーサー・コンビネーターを作りあげたカラス。 それを手にいにしえの極悪大魔導士「EBNF」に挑みかかる! しかし、そこには巧妙な罠が張られていた……。 「うわわわわわー!!!」 EBNFが発生させた時空断層に引きずり込まれ、カラスは為す術もない。悲鳴だけを後に残して、スキマ次元の闇の中へ消えていく……。 ……そして、目を覚ますと、そこは何と1週間前の世界だった! もくじ D言語で構文解析器をつくる(1) パーサー・コンビネーター編 D言語で構文解析器をつくる(2) セマンティック・アクション編 (本記事) D言語で構文解析器をつくる(3) アブストラクト・シンタックス・クリスマスツリー編 今回つくるもの とりあえず今回でできるもののデモです。 wcコマンドの実装です。 import std.array; impo