新技術開発部の鈴木です。 今月のMonthly Researchは、最近話題になっている新たなモバイル向けOS Tizenのセキュリティについてです。TizenはLinuxカーネルを利用している点でAndroidと共通ではありますが、セキュリティに対する考え方(モデル)はかなり違っているようです。すべてのアプリが原則同じUIDで動作する、SMACKを利用したアクセス制御といったAndroidとは別の方法でセキュリティを確保しています。 まだエミュレータ上のみでの調査であるため、実機としてリリースされたときにどのような状態になるかはわかりませんが、メモリ周りのASLRやDEPはまだ改良の余地があるようです。 Monthly Researchのダウンロードはこちら 関連記事 Monthly Research 「OpenFlow セキュリティ」 Monthly Research 「続Man i