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ブックマーク / yaneurao.hatenadiary.com (9)

  • ソシャゲーで上位ランカーになってみた結果 - やねうらおブログ(移転しました)

    今年の2月ごろの話なんだけど、ゲーム会社の社長とこんな会話をした。 社長「やねさん、クラッシュ・オブ・クラン知ってる?」 やね「知らないっす。」 社長「クラッシュ・オブ・クランみたいなゲーム作りたいんだよねぇ。ちょっとやってみてよ。」 言われるままにクラッシュ・オブ・クラン(クラクラ)をインストールしたのだが、絵柄が生理的に受け付けなかった。そこで、クラクラのパクリゲーと言われる、『進撃の巨人』のほうをやることにした。『進撃の巨人』のほうは、劣化版のクラクラである。一応、今年の4月の時点で200万ダウンロード突破とかなんとかでTV CMをしていたので知っている人も多いだろう。 この手の課金型のソシャゲーは金を使えば、あとは時間さえあれば誰でも上位になれるわけで、今回、私はあえて無課金のままどこまでいけるかやっていたわけだが、先々月の時点で個人ランキング10位台。(特定されるとゲームがやりに

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    labunix 2014/10/26
  • 古くて新しい自動迷路生成アルゴリズム - やねうらおブログ(移転しました)

    最近、ゲーム界隈ではプロシージャルテクスチャー生成だとか、プロシージャルマップ生成だとか、手続き的にゲーム上で必要なデータを生成してしまおうというのが流行りであるが、その起源はどこにあるのだろうか。 メガデモでは初期のころから少ないデータでなるべくど派手な演出をするためにプロシージャルな生成は活用されてきたが、ゲームの世界でプロシージャル生成が初めて導入されたのは、もしかするとドルアーガの塔(1984年/ナムコ)の迷路の自動生成かも知れない。 なぜ私が迷路のことを突然思い出したのかと言うと、最近、Twitterで「30年前、父が7年と数ヶ月の歳月をかけて描いたA1サイズの迷路を、誰かゴールさせませんか。」というツイートが話題になっていたからである。 この迷路を見て「ああ、俺様も迷路のことを書かねば!俺様しか知らない(?)自動迷路生成のことを後世に書き残さねば!」と誰も求めちゃいない使命感が

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    labunix 2013/01/26
  • ゲームの世界の経済学が現実世界に通用するという話 - やねうらおブログ(移転しました)

    最近、私の会社では年商1,000億円ぐらいの規模の会社の販売管理系のシステムを開発しているのだが、どうもこのシステムの設計意図が私にとってはまさにデジャヴというか、「もうかれこれ10年ぐらい前にこれと同じこと考えてたよなー」と思ったので、そのあたりのことをだらだらと書いてみる。 いま、話を単純化するために店頭販売価格をいくらにすればいいかを決定するシステムを作りたいとしよう。 まず、経済学の教科書によく載っている需要曲線というのは次図のような反比例っぽいグラフである。 経済学の教科書では、これと供給曲線とを重ね合わせて、その交点が均衡価格(市場価格)だと説明がある。 販売する側の視点に立った場合、最適な価格(利益を最大化できる価格)というのは、均衡価格では決してない。そこで、いま供給曲線については考えないことにして、利益を最大化できる価格で売る、とだけ考えよう。 近年、インターネットの価格

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    labunix 2013/01/23
  • ゲームROMの吸出しの歴史 - やねうらおブログ(移転しました)

    ゲーム史はインベーダーゲームを嚆矢とする。インベーダーゲームゲームセンターから消えて10年ぐらい経ったのちも、中学校の校則には「インベーダーゲーム店への入店を禁ずる」とか書かれていたケースも少なくはない。それほどインベーダーゲームの影響は絶大だった。 「インベーダーゲーム」とはタイトーが1978年に出した「スペースインベーダー」とこの類似ゲームおよびクローン(模倣品)に対する総称である。タイトーがスペースインベーダーを発表すると同時に一大ムーブメントが巻き起こり、各社一斉にシューティングゲームを作りはじめた。 例えばナムコ(現ナムコバンダイ)は翌年(1979年)にギャラクシアンを発表し、その2年後(1981年)にギャラガ、1984年にギャプラスを発表している。 このころの著名な作品のROMを吸出し競合他社がリバースアセンブルして研究するのは普通であった。 えー、要出典? うーん。そ

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    labunix 2013/01/04
  • 多次元メモリ空間プログラミング - やねうらおブログ(移転しました)

    新年会で酒を飲み過ぎて頭が痛くて眠れないので、新年の挨拶代わりにプログラミングの話でも適当に書き散らしておく。 以前、私の知り合いのラノベ作家である土屋つかささんが、「プログラミングのソースコードって当に1次元(plain text)でいいんですかね?」みたいなことを言っていた。 例えば、フローチャートは普通、二次元上に表現する。条件分岐(菱形の図形)が何箇所もあるようなフローチャートを描く場合、来のソースコードよりも流れが見やすいということは多々ある。それは何故だろうか? 「条件が成立したらソースコードのXXX行目に移動する」というような1次元的な移動より、「条件が成立したら下に移動、成立しなかったら右に移動する」というような2次元的な移動のほうが可視化する上ではわかりやすいというのがあるのではないかと私は思う。 こう考えると、ソースコードは最終的に直列化(1次元化)するにせよ、頭の

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    labunix 2013/01/02
  • FF(16進数の掛け算)を覚えよう - やねうらおブログ(移転しました)

    最近、あるプログラマと話していて気づいたのだけど、彼は16進数の2桁と1桁との掛け算(FDh×5とか)が出来ない。やり方自体を知らないのだ。彼はWindowsの電卓を立ち上げて計算していた。 そのときは「プログラマでなくともこんなこと知ってて当然だろ!」と思ったのだけど、その後、10人ぐらいのプログラマに出来るかどうか聞いてみたが誰も出来ない。 結局、「普通は出来ない」のだと私は理解した。しかし16進数の掛け算はそんなに難しくない。私が子供のころには、まわりにFF(1×1=1に始まって、F×F=E1まで)を丸暗記している人がいっぱいいた。情報教育の一環として中学か高校で教えても計算の仕方ぐらい教えればいいのになぁと思っている。 前置きが長くなったが、以下にやり方などを書いておく。 ■ 16進数に馴染もう 16進数では、A = 10 , B = 11 , C = 12 , D = 13 ,

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    labunix 2012/12/30
  • クロージャーだと苦労するんじゃ?(ダジャレ) - やねうらおブログ(移転しました)

    closureで継続(continuation)を実現する技法ってあるじゃないですか。 例えば次の記事は私が5年以上前に書いてますね。 C#2.0時代のゲームプログラミング(49) 〜 delegateを用いたcontinuation http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20070207 上の技法は私は10年ぐらい前にclosureを使い出したころに自力で発見しましたが、まあ、いまや常識ですよね。それで最近、それに似た話題があったので取り上げてみます。 ここで再度認識して欲しいのは、node.js の素晴らしさは「クライアント側で皆が使っているJavaScriptでプログラムが書ける」という部分などにあるのではない、という点だ。node.js がこれほど多くの支持者を得ているのは「来記述が煩雑になりやすい非同期処理をJavaScriptの無名関数を利用して書きや

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    labunix 2012/10/30
  • 重さがよくわからない - やねうらおブログ(移転しました)

    「羽毛100グラムと鉄100グラムとどちらが重い?」っていう引っ掛けクイズがあるんだ。 両方100グラムだから重さは同じなのだけど、「あれ?当にそうか?」と思ったので以下にその思考過程を書いてみる。 まず重さって空気中で測るのか、真空中で測るのかどっちだろう? 空気中で測るとするとヘリウムなどの空気より軽い気体はマイナスの重さがあることになってしまう。マイナスの重さなんて聞いたことがないのでこれはおかしい。 そうか、重さって真空中で測るものなのか。じゃあ、(地球上で)質量のある物体に対して働く重力が「重さ」なわけか。空気のことは考慮に入れなくていいんだ? 100グラムの羽毛と100グラムの鉄って真空中で計測しているわけか。ということは「どっちが重い」という比較も同じく真空中で行わないとおかしいよな…。 この比較を空気があるところで天秤を使ってやってしまうと羽毛のほうが体積があるわけだから

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    labunix 2012/09/10
  • 実現確率に基づいた辞書攻撃をしてみた話 - やねうらおブログ(移転しました)

    昨日、4月1日に3月末に退社した社員のパスワード(ここに詳しくは書けない)がわからなくなって困っているという相談をあるお客さんから受けた。 その社員は、そこの上司に個人的な怨恨があるらしく「死ね!」と言い残して辞めていったのだそうだ。パスワードを教えなかったのは何かの腹いせなのだろうか。 ともかく、その社長の許可を取り、私はダメ元で総当り攻撃をしてみることにしたが、1時間ほどやってみて、無理そうだから切り上げ。 次に辞書攻撃をしてみることにした。辞書は英語辞書やWikipedia等から集めてきた私のお手製のものだ。これも1時間ほどやって無理そうだから切り上げ。 辞書の単語の組み合わせも試してみることにした。 私が攻撃に使う辞書はそれぞれの単語のIDなどに出現する頻度を統計的に求めてある。 これを使って、例えば、10%で出現する単語flowerと20%で出現する単語catを組み合わせたflo

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    labunix 2012/04/02
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