米カリフォルニア州ハリウッドにあるネットフリックス社屋前でのWGAのデモ(2023年5月2日撮影)。(c)Frederic J. BROWN / AFP 【5月13日 AFP】米ハリウッドの脚本家団体が今月、報酬をめぐりストライキを断行した。動画配信大手ネットフリックス(Netflix)やディズニー(Disney)といった製作スタジオは、将来的に人工知能(AI)に脚本を執筆させる可能性を排除しないとしており、団体側は反発を強めている。 対話型AI「チャットGPT(ChatGPT)」のような人工知能プログラムは、人間の会話を不気味なほどに模倣する能力を高めており、さまざまな業界を震撼(しんかん)させている。ジョー・バイデン(Joe Biden)政権もこのほど、ビッグテック(巨大IT企業)のトップを招き、AIの潜在的なリスクについて意見交換を行った。 そうした中、脚本家が加入する全米脚本家組合