中学の頃お母さんにかわいいクリップを貰った 教科書を開いて置くときに便利だった すごくお気に入りというわけでもないがシンプルに便利だった クラスメイトのあまり話したことない女の子から、クリップをちょっと貸してと頼まれた 貸したらそのまま帰ってこなかった 大人になったある日ケーキ屋さんに行ったら、店員さんに声をかけられた クリップを借りパクしたあの子だった 久し振りと笑う彼女を覚えてないフリをしながら、受け取ったお釣りがちゃんとあるか確かめた
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うちの嫁は俺の実家に帰省する当日になると体調不良を起こすもんだから 今年は逆に俺が嫁の実家に行かないようにしたらキレてきたので 「お互い様だろ」と言ったら不貞腐れたようだ 俺は義両親とは仲は悪くない義父は男子がいなかったのもあって 俺と会って仕事の話をしたり酒を飲んだり将棋を指したり出来るのを楽しみしてるようだ 俺が行かないというと悲しむから来いと嫁は言うのだけど 俺の親が嫁が来ないことに平気かと言えば勿論そうじゃない 別に冷たい態度をとるとかもないし家事をやらされることなんてない なんで義理の親に会う事をそこまで嫌がるかねぇ? まぁ会いたくないなら無理しなくてもいいけど片務なんてありえないので俺もいかない 生まれてきたら子供だけはお年玉貰いに行かせたいけど無理だろなぁ P.S.嫁が言うには母が完璧すぎることに劣等感を感じるらしい 母自身も正社員として仕事してるのに親父は何もしないもんだか
令和『うる星』をアマプラで再生したけど、2秒以上、直視できなかった。 これは原作コミック、押井版テレビシリーズ、劇場版をひととおり見たうえでの話。完全に拒絶反応が出てる。 なぜなら、あれは時代の産み落とした作品で、あの空気感をそのままアニメにするのは、もういくらなんでも無茶だと思ったから。懐古趣味にしても中途半端だし。それだけに『ビューティフル・ドリーマー』は、とても重い作品だった。あれは原作のモラトリアムを完全に拒否したから。それで押井守がシリーズ途中で降りてからも、建前としては「るーみっく的モラトリアム」が続くわけだけど、その呪縛の中でドタバタもがくキャラは見るに堪えず、痛々しく思えた。 だから、自分は、やまざきかずお版『うる星やつら』をあまり見る気にはなれなかった。もちろん、その延長線にある令和版『うる星』も。絵はきれいだけど、すごい違和感、不快感が出てくる。 手垢にまみれたことを言
父が入院することになった。期間は数か月に及ぶかもしれないってくらいの長期らしい。 その間、健康に自信のない母は一人では不安があるらしく、家族の中の誰かが引き受けなくてはって事になった。 入院する父の世話もあるので、家族間の役割分担も必要になる。 これは流石の家族間の仲は悪くない我が家でも少しは揉めるかと思ったら、母の「どこかでしばらく置いてもらえない?」との問いに 長兄の「じゃあ、うちにおいでよ。久しぶりに母さんと一緒に暮らせるのは嬉しいよ」で一決。 両親の金婚式に贈り物をしたり、海外旅行に連れて行ったり、家族思いの兄は兄妹が揉めてるところすら父母に見せたくなかったんだろう。 それで収まらないのが兄嫁。 同居は嫌だ、と父母が出かけたタイミングでのたまう。 「たった数か月じゃないか、生涯ずっととは言ってない。親孝行させてくれよ。」 と優しく頼む長兄。しかし、兄嫁は首を縦に振らない。 しばらく
カレンダーと年末年始の食材を買い込んだあと、夕方から妻と忘年会をした。 今年は老舗の蕎麦屋で。昼飲みしている人たちを何回か見ていて、蕎麦屋飲みいいかも、と決めていた。 先出しの板わさが大正解。カツ煮でおなかを満たしながら、今年はどうでした? っていう振り返りをする。 人生で何度目かの引越しをした。大人数の飲み会や旅行っぽい旅行はまだ控えている。スカイツリーに初めて登った。「鎌倉殿」を完走した。 来年こそ温泉ですかね、っていう抱負というか意志表示をしながら、冷たい蕎麦で締めた。 なんだか歌いたくなってカラオケで二次会。妻は「津軽海峡・冬景色」で90点を、自分は「魔法のコトバ」で80点をとって満足。 セブンでしろくまと、蕎麦を食べたのにどん兵衛を補充して帰る。帰省はしない。 ま〜いい年だった気がする。来年もこんな感じでいきたい。 【追記】 起きたら伸びてた、うれしい~! 皆さんも良いお年を!
10日ほどの出張から帰ってきたら、放置していった豆苗がぶりんぶりんに育っていた。 同居している彼が、私の代わりに毎日せっせと水をやってくれたからだ。 出張が終わる日の前々日、豆苗の調子はいかほどかと尋ねたら、「ででででーん」と歌いながら元気に育つ豆苗の動画を送ってくれた彼。 10代の頃、盗んだバイクで走り出し、しょっちゅう身体を張ったケンカしていたらしい元ヤンとは思えぬ声色と行動だ。 友人がひいきにしている居酒屋で偶然出会った彼とは、割とすぐに付き合ったのでそれ以前のことはあまりよく知らない。 でも間違いなく、毎日律儀に豆苗に水をやる人ではなかったんだと思う。それも、歌いながら動画に撮って。 豆苗だけじゃない。 私が好きな花を教えたら、街中でその花に気づくようになったらしく、咲いているスポットを逐一教えてくれるようになった。 ちょうど私の好きな花が今住んでいる市町村のシンボルらしく、シーズ
母が亡くなって、1年ほどになりました。 時折ふとした瞬間に、そうだ、この世の中には、もうお母さんはいないのだなあ……、としみじみ思い出して寂しくなります。 母親が亡くなると、大げさにいえばそれ以前とそれ以降で、自分の心持ちががらっと変化してしまったような気がします。 抱えている寂しさや空しさの量が少し増えましたし、自分自身の死ということにも、よりリアリティを感じるようになってきています。 とはいえ、人生は続いていくわけで、時間が解決することもあるけれど、この寂しさや空しさを、当たり前にそこにあるものとして、これからは暮らしていくんだろうと思います。 ただ、今日この場で語りたいことは、現実的(で大切な)話、葬儀・供養についてのお金の話題です。 私、母以外にも肉親をもう2人、既に亡くしていまして、喪主の経験が3回あります(3回あれば、語る資格ありますよね?)。 さて皆さん、人がひとり亡くなると
食洗機。 はてブで激推しされていたけど買ってみてかなり微妙だった。 はてブだとまるでボタン押すだけで洗えるかのように喧伝されているけどぜんぜん違う。 食器をどう配置するか考えなきゃいけないし、洗うのも一時間ぐらいかかって音もうるさい。 うっかり放置していると食器がすぐ必要なときに詰む。 自分で洗ったら10分で終わるし、食器が少ないときは結局自分でやったほうが楽。 めちゃくちゃ使い勝手が悪くて場所も取るし後悔している。 はてブで食洗機を推してたやつ、全員エアプだろ? はてブで書いたことあるかどうか覚えてないけど、ミーレ60cm機使ってる。ミーレ以外にもボッシュとかガゲナウとかがある。日本で主流の45cm機と60cm機は容量が3倍以上違うので、使い方が違ってくる、60タイプだと5人家族の1日分がほぼ入るので、1日3食分を順番に詰め込んで、夜中に廻すという運用が基本になる(逆に毎回廻すと水と洗剤
当方娘。何年も前から向き合っているが母親を止められず、母が死ぬまで私が尻拭いをすると思うと先が暗い。 迷惑をかけてしまっている医療従事者の方やサービス業に携わる方にも申し訳ない。 どうか、同じような父母を持つ増田さんにご助言を賜りたい。繋がれる福祉サービスなどはないだろうか。 登場人物の要約:気性が激しく感情的な振る舞いを抑えきれない母、逃げた父、診断済ASD・複雑性PTSDで親元を離れたばかりの一人娘。 以下に詳細を記す。 50代の母は情報リテラシーが低く、リスクの高い行動に流されてしまいやすい。 生配信サイトのツイキャスで反ワクチンの陰謀論に触れてからはワクチンは打たず、手を洗わず、マスクはせず、咳は手で抑わない。職場では我慢してマスクをしているようだ。 御多分に洩れず水素水も買った。ホメオパシーにも感化されレメディも、EM菌の商品も。 50代の方でインターネットを利用して信頼できる情
新・劇場版SLAM DUNKに対する、個人的で率直な意見。 ネタバレがあるので、それを知りたくない人は引き返して読まないように。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 【以下、ネタバレ】 主役は宮城リョータ。しかし、映画の宮城リョータは、我々が知っている宮城リョータではない。 アヤちゃんLOVEでデレデレしつつ、決めるところは決める。体格が小柄で目立たないけど、良い意味で強気で、花道の良い兄貴分的な存在。そんなところは、一切無い。 沖縄出身になっている。ヤスと幼馴染という設定は何処かに消えた。それともヤスも沖縄出身に変更したのか。 子供の頃に兄が死んだことが、宮城リョータは心の傷になっていて、その兄の面影を、宮城リョータは三井に見たという感じになっている。BLが世間で流行ってるもんな。あれ?井上雄彦は
>すまん!今まで要石やってくれとったダイジン、サダイジン!またやってくれ! >了解!! >おわり。 >は? えー。この物語にはいくつもストーリーラインがあるが、その一つが神からの拒絶と再契約。それが全然読み取れてないな。 神は人からの敬意と信仰をもって力となす。が、草太は伝承を正しく受け継げていないので要石を単なる封印の道具とみなしていて全然敬意をいだいていない。それが原因で封印がゆらいでいる。それが初期状態。 なのですずめがさわっただけで要石はぬけてしまう。後半の常世でのシーンでもわかるとおり、ほんらい要石は人の力で抜こうと思ってもぬけるものではない。それがあっさりぬける。自由になった神は痩せ衰えた姿で彼女の家を訪れる。そこでの敷居をまたぐ誘いとお供え物、とどめに「うちの子になる?」というすずめの言葉。これにいたく感動し再び力を得たダイジンは、彼女を新たな巫女として戸締まりを続けることに
ダメだろ、これ。 失敗の原因は5つ。 ①導入の失敗冒頭、どこか非現実的で、しかし東北の震災を思わせる風景はいい。 踏切を渡らない演出や、立ち入り禁止看板を乗り越えるところなど、日常へ行かず、非日常へ入っていくことを描写していくも、よくわからないまま立ち去り学校の日常描写→そして地震、なんか山から祟り神みたいなの出てる→再び廃墟へ。 ここが一つテンポが悪かったと思う。 どういう物語かを提示するという形で及第点ではあるが、特段面白くはない(わずか35秒で説明し、全く本編が面白くなかったソラとウミのアイダを見習ってほしい) その後、猫(ダイジン)を追いかけ、船に乗るというところまでが、序盤といっていいと思う。 気になるのはすずめが船に乗るのは自発的な意思に基づくものであって、君の名は。の不可抗力で入れ替わったこととは違う。 ここにご都合的な強引さを感じるのだ。 さらに致命的だと思うのが、ダブル主
新海誠の新作映画、「すずめの戸締まり」を観てきた。これがどうにも周囲の人間に話がしづらいというか、未視聴の人に「どうだった?」と聞かれたときに応えづらい、しかし観た所感、体験だけは誰かと共有したい気持ちがすごくあるので書く。 この作品について語る上では、この映画が何を主軸に据えているかは避けて通れない。なので多少のネタバレ有りということは承知の上で一読されたい。 ☟ この文章は現在30代、11年前は20代前半だった人物が書いている。 ☟ 本作のあらすじを簡潔に書く。 九州に住む主人公の少女すずめが旅の青年草太と出会う。草太は日本中の廃墟にある「後ろ戸」と呼ばれる扉を締めて回る「締め師」だ。すずめはその草太との出会いをきっかけに後ろ戸の脇に埋めてある「要石(かなめいし)」と呼ばれる石を抜いてしまい、その結果後ろ戸が開き、中から現れる巨大なミミズが地震を起こしてしまう。(椅子になる呪いなどにつ
これは『THE FIRST SLAM DUNK』の クソプロモーションによる、作者が作りたかったものと 一部のスラダンファンが見たかったものとのギャップに苦しんだ末に 怨霊になってしまった私が作者の気持ちを理解し成仏するためのお気持ちである。 【スラムダンク】 映画になります! 2年前に突如、ツイッターにこの言葉とともに 手書きのロゴのgifアニメが投稿された。 一瞬なにが起こったかわからなかったが 実写ではないこと、アニメの完全新作であることが明らかになり 現代の技術で蘇ると思うと懐かしさとあの頃熱中した思い出が鮮明と蘇ってきたし、 純粋にうれしかった。 この時点ですでに私のミスリードが始まっていた気がする。 「アニメ/スラムダンク」の続編だと思い込むミスリード こうなってしまったのにはいくつかある。 ・漫画家・井上雄彦氏が、1月7日に自身のTwitter(@inouetake)で『SL
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