タグ

キプロスと政治に関するlaislanopiraのブックマーク (11)

  • 救済から1年経ったキプロス:傷ついた島:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年3月8日号) ベイルアウト(救済)はうまくいっているが、ベイルインはうまく機能していない。 ユーロを導入してからようやく5年が経ったところで、キプロスは歴史書に歓迎されざる日を刻んだ。2013年3月、キプロスはユーロ圏で救済を受ける5番目の国になった。 欧州の債権者がキプロス救済のために設定した条件には、緊縮財政や改革といったお決まりの要求だけではなく、銀行の「ベイルイン」――債券保有者や預金保険対象外の大口預金者に銀行の損失を負担させたり、新たな資を出させたりする措置――という見慣れない要求も含まれていた。 この小さな島の経験には大きな意味がある。債権者のベイルインは、欧州で将来の銀行危機が対処される方法になるからだ。 経済の落ち込みは予想ほどではなかったが・・・ 2週間近く銀行が閉鎖され、資規制が課せられた昨年春のトラウマは、キプロスに壊滅的な影響を与

    救済から1年経ったキプロス:傷ついた島:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 南北に分断されたキプロスで見た希望のメッセージ

    1956年生まれ。テレビディレクター、映画監督、作家。ドキュメンタリー映画『A』『A2』で大きな評価を受ける。著書に『東京番外地』など多数。 森達也 リアル共同幻想論 テレビディレクター、映画監督、作家として活躍中の森達也氏による社会派コラム。社会問題から時事テーマまで、独自の視点で鋭く斬る! バックナンバー一覧 スエズ運河の岸に見えた「PEACE」の文字 僕は今、世界一周クルーズを主宰するNGOであるピースボートの船上にいる。8月に入ると同時にインドから乗船して、今月はずっと船の上だ。 以前にもこの連載で書いたけれど、最初に乗船を打診されたとき、「平和」とか「反戦」と染め抜かれた鉢巻をしめて船底で大勢でシュプレヒコールを上げているかのようなイメージをどうしても拭えなくてお断りしたのだけど、その後も何度も誘われて試しに一度だけと乗船して、自分の思い込みを訂正した。世界一周クルーズは他にもい

    南北に分断されたキプロスで見た希望のメッセージ
  • “ユーロの夢”から醒めたくないEU上層部:日経ビジネスオンライン

    2月24日の総選挙から2カ月を経てようやく新政権樹立に漕ぎ着けそうなイタリア。だが、首相指名を受けたエリンコ・レッタ氏はモンティ首相が進めた緊縮策を見直すと表明、経済立て直しへの道は不透明さを増している。キプロスでは3月、ユーロ圏からの支援条件に絡んで大口預金者にも負担を強いたことから大混乱が発生した。一方、ギリシャ、スペインなどでは失業率が依然として高く、経済再生への道は見えていない――。 今年4月4~6日にINET*(記事末を参照)が開いた国際経済を巡る会議で、会場の参加者から拍手喝采を浴びたスピーカーがいた。「ユーロ危機の質」について語ったスウェーデンの元国会議員リーフ・パグロツキー氏だ。スウェーデンの中央銀行と財務省に長く勤務し、ギリシャ危機においては2010年5月からジョージ・パパンドレウ政権のアドバイザーも務めた同氏に、ユーロ危機問題の質とは何かを聞いた。 (聞き手は石黒

    “ユーロの夢”から醒めたくないEU上層部:日経ビジネスオンライン
    laislanopira
    laislanopira 2013/04/26
    経済の問題ではなく理想の問題
  • キプロス、ユーロ離脱第1号への道:日経ビジネスオンライン

    ユーロ圏の、というよりも正確にはトルコ南部の中東付近に浮かぶ小島と言った方が良さそうなキプロスが、世界の耳目を集め金融市場に緊張感をもたらした。今回の報道で、あらためて世界地図をご覧になった方も多いだろう。観光地として有名とは言っても、それは英国やドイツ、あるいはロシアの人々にとってのことであって、壁画聖堂群などの世界遺産があるとはいえ、日人にはなじみは薄い。 そんなキプロスで、欧州連合(EU)から支援を受けるために預金に課税するといった耳慣れない報道が世界を駆け巡り、2月のイタリア総選挙で嫌な空気が戻り始めていたユーロに、さらなる打撃が加わった。為替市場の目玉は、もはや円売りではなくユーロの売り戻しである。 既に事実上崩壊していた大手銀行 キプロスがEUに支援を要請したのは、2012年6月のことであった。だが当時、欧州はギリシャ、スペイン、イタリアといった国々の問題で手一杯であり、ユー

    キプロス、ユーロ離脱第1号への道:日経ビジネスオンライン
  • EU 何をやっても責められるドイツの嘆き

    (2013年4月3日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ドイツが中心となってまとめた救済策の厳しい条件に抗議するキプロス市民〔AFPBB News〕 ドイツでは、お決まりのナチスの風刺がまた戻ってきたという、うんざりした諦めムードが漂っている。今度はキプロスの街頭で、だ。 ドイツのアンゲラ・メルケル首相の顔にはヒトラーのヒゲが描かれた。もっとも、その顔はどちらかと言えばチャーリー・チャップリンのように見えるが・・・。 ヴォルフガング・ショイブレ財務相はどことなく威嚇するように拳銃を振り回している。ドイツの独裁を非難するポスターにはナチスの鉤十字が描かれている。国民の怒りがこれほどリアルでなければ、どれもかなり滑稽だ。 ドイツは「合理的で責任ある政策」を追求しているだけなのに・・・ ドイツの首都にも、多少の苛立ちがある。メルケル内閣きっての熱心な欧州統合派を自認するショイブレ氏は「我々は悪者

    laislanopira
    laislanopira 2013/04/04
    卍卍卍卍卍 \ ドイツ / 卍卍卍卍卍 借金を罪悪視して他国にも押し付ける潔癖症
  • ユーロ危機と「ドイツ的な欧州」の誕生 対立を防ぐはずのプロジェクトが敵意を生んだ理由

    (2013年3月26日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 南欧では特にドイツに対する反感が強まっている(写真はキプロスの抗議デモの一幕)〔AFPBB News〕 結局、キプロスは苦い薬を飲むことになった。国家的な屈辱と暗い将来に直面した国民の多くは、小さな母国は無慈悲な大国の意思に屈するよう強いられたのだと不満の声を上げている。 無慈悲な大国とは、そう、ドイツのことだ。 キプロスの新聞は、ドイツのアンゲラ・メルケル首相を「ドイツ野郎*1」と表現し、ヴォルフガング・ショイブレ財務相は「ファシスト」のような話し方をするとこき下ろした。ギリシャやイタリアですっかりお馴染みとなった反ドイツの感情がここにも広がった格好だ。 危機下で力を増すドイツと各地に広がる「ドイツ嫌い」 このドイツ嫌いは不当だ。怒号が飛び交うその陰で、ドイツの納税者は今回もまた、ユーロ加盟国の救済資金をどの国よりも多く負担するこ

    laislanopira
    laislanopira 2013/03/29
    "ドイツ的な欧州ではなく、欧州的なドイツ」が必要だという言い方が何度も繰り返されてきた。ところが、キプロス危機が勃発してからは、「ドイツ的な欧州」の色彩が次第に濃くなっているように見える。"
  • キプロスを助けても感謝されないドイツの恨み節 強い通貨マルクを手放したのは亡国への道だったのか | JBpress (ジェイビープレス)

    ドイツでは去年からしばしば、この国のバブル崩壊が話題になっていた。 長年、キプロスの銀行は、魅力的な金利を売り物に投資家のお金を集めていた。税金は安く、法律は抜け道がいっぱいで、マネーロンダリングはし放題。 一時は国家経済の70%が金融による収入。その挙句、銀行資産が経済規模の8倍と、まことに不健全な状態となり、しかし、まさにそのおかげで、長い間、キプロスは好景気で潤っていた。 キプロスが脱税天国になったのは、何も最近の話ではない。政府はすでに1970年代に、ヨーロッパ、アフリカ、中東の真ん中という地の利を生かして、自国を、スイスとまではいかなくても、リヒテンシュタイン並みのタックスヘイブンにしようと図った。 さらに、1990年にソ連が崩壊すると、好景気は絶頂となった。まもなく郵便箱だけの幽霊会社が4万を超えたが、そのお金がどこから来たものかはやはり一切問われることがなかった(2012年1

    キプロスを助けても感謝されないドイツの恨み節 強い通貨マルクを手放したのは亡国への道だったのか | JBpress (ジェイビープレス)
  • 文明とマネーの十字路キプロス 大国の文化と経済に翻弄された観光大国の物語 | JBpress (ジェイビープレス)

    ギリシャ国債購入の割合が極めて高い銀行の経営が、ギリシャの財政危機のあおりで急速に悪化し、昨年6月、EUなどに支援を要請していたキプロス。 しかし、当時のディミトリス・フリストフィアス政権はその条件となる国営企業の民営化などの改革を拒み交渉は難航していた。 ところが、2月の選挙で、緊縮財政に前向きなニコス・アナスタシアディス新大統領へと政権交代があり、国民のそして世界の大きな期待が寄せられるなか行われた交渉での答えがこれだったのである。 今回、そのほかにも、法人税の引き上げという条件が掲げられているが、この国の法人税率は一律10%とEUで最低。実質的なオフショア金融ビジネスセンターとなっており、金融機関の総資産は国内総生産(GDP)の3倍とも5倍とも言われるいびつな状況にある。 そしてその2~3割はロシアの資金。ソ連崩壊の頃からロシアの新興財閥の投資場所となっているのである。マネーロンダリ

    文明とマネーの十字路キプロス 大国の文化と経済に翻弄された観光大国の物語 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 小国キプロスで生じた大問題

    (2013年3月20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 救済を巡る混乱でキプロスの銀行は25日まで臨時休業が延長された〔AFPBB News〕 ラクダとは委員会が設計した馬である、という格言がある。過酷な環境によく適応しているラクダに対する不当な評価だと思うが、残念ながら、ユーロ圏の救済プログラムについては同じ表現を使って擁護することができない。 キプロスへの介入案は3月19日、同国議会により拒否されたが、この案では危機の波からのスムーズな脱出を目指すユーロ圏の助けにはならないだろう。実際、今回のごたごたは、金融やソブリン債務の問題への対応策の悪い見と見なすべきである。 まず、銀行のリストラが不可避であるのはなぜかという話から始めよう。キプロス政府は多額の債務を抱えると同時に、大きすぎて救えない銀行セクターの責任を負う立場にもある。 銀行のリストラが不可避な理由 国際通貨基金(IMF)

  • キプロス異聞 - himaginary’s diary

    キプロス政府がユーロ圏から100億ユーロの金融支援を受ける代わりに、銀行預金を封鎖してそれに課税し、GDPの1/3に相当する58億ユーロを捻出する、というベイルアウトならぬベイルイン政策を打ち出したが、ブロゴスフィアの反応は概ね否定的と言える。The Macro Manはまったくもって馬鹿げた愚かな考え(utterly idiotic, stupid idea)と腐し、エド・ハリソン(Naked Capitalismにクロスポスト)は他の周縁国の預金者への悪影響(very negative implications for bank depositor confidence in other European periphery countries)を憂慮し、Nick Roweは自国通貨を持つ国が課すインフレ税と違って現金には掛からずに銀行預金だけに掛かる税金は銀行への取り付け騒ぎを招く恐

    キプロス異聞 - himaginary’s diary
  • ギリシャ軍事政権 - Wikipedia

    ギリシャ軍事政権(ギリシャぐんじせいけん、ギリシア語: Χούντα των Συνταγματαρχών[# 1])は、1967年から1974年まで存在したギリシャにおける軍事独裁政権のことである。1967年4月21日、ギリシャ軍の将校が蜂起して政権を掌握した時に始まり、1974年7月24日、亡命していたコンスタンディノス・カラマンリスが帰国して新政権を樹立し終焉を迎えた。 1958年のギリシャ国会総選挙において、共産党(1946年に非合法化された)が支持する民主左翼連合が第二党に躍り出た。この結果には与党である国民急進党、これまで第二党を担ってきた中道諸政党も驚かざるを得なかった。そのため1961年10月に行われた総選挙では左翼が躍進することにより共産主義勢力の復活を恐れた右派勢力により、ありとあらゆる選挙妨害が行われ、悪名高い『暴力と欺瞞の選挙』と化したが、これは冷戦構造の中、周りを

    ギリシャ軍事政権 - Wikipedia
  • 1