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人生とシリアに関するlaislanopiraのブックマーク (36)

  • “ロシアが憎い”ウクライナに向かうシリア人傭兵の思いとは | NHK

    「殺された弟と母のかたきを討ちに行く。殺されようがかまわない」 こう言い残してウクライナに向かった1人のシリア人傭兵。 彼を戦場へと駆り立てたのは、祖国の内戦に介入し、家族を奪ったロシア軍への復讐心だった。憎しみの果てにたどりついた戦地で、彼が見たものとは。 (イスタンブール支局長 佐野圭崇) 家族はロシア軍に殺された 中東シリアの北部にある小さな町の墓地。 その片隅にウクライナで戦った1人の傭兵が眠っている。 アブドゥルラフマン・アフマド。 28歳だった。 生前、ウクライナへ向かう理由について、こう答えていた。 アブドゥルラフマン・アフマド 10年以上にわたって内戦が続くシリア。 内戦前に死別した弁護士の父の背中を追い、大学で法律を学んでいたアブドゥルラフマン。 その夢は、内戦であっけなく壊された。 反政府勢力に身を投じ、アサド政権と戦ってきたが、5年前、政権側を支援するロシア軍の空爆で

    “ロシアが憎い”ウクライナに向かうシリア人傭兵の思いとは | NHK
  • ウクライナを見守るシリアの人々、アレッポでの惨状が再び

    がれきの中を歩く少年=2017年、シリア・アレッポ/GEORGE OURFALIAN/AFP/AFP/Getty Images イスタンブール(CNN) アブデル・カフィ・ハムドさん(36)はウクライナのことを考えずにはいられない。シリア人のハムドさんは日々ニュースを追い、団結のメッセージをツイートし、5歳の娘にウクライナ国旗の描き方を教えながら過ごしている。戦争、死、苦悩をとらえた想像を絶する光景が世界中に発信される中、ウクライナ人が味わっている状況を理解できる人はほぼ皆無だとハムドさんは言う。 ハムドさんはCNNに「誰もウクライナの人たちの気持ちを理解できない。世界で彼らのことをよく理解できるのはシリア人しかいません」と語った。 ウクライナロシア戦争を見つめる英語教師のハムドさんの脳裏に、人生で最も暗い記憶、2016年にアレッポの街が包囲された時のことがよみがえる。 今年2月末、ロ

    ウクライナを見守るシリアの人々、アレッポでの惨状が再び
  • 第1回 戦火のシリアに漫画オタクがいた!

    内戦下のシリアは、実はアラブ諸国の日アニメ放映での翻訳拠点だった。ラブライブ、鬼滅、ジョジョ、宇崎ちゃん……日で流行っているアニメは、シリアのオタクのなかでも流行っている。内戦下でもたくましく、したたかに活動するシリアのオタクたちの日常を通して、知られざるアラブ世界のおたく事情を伝えるレポマンガ&エッセイ。遠く離れたシリアに自分たちと同じオタクがいて、そんな彼らが、自分たちとまったく同じものが好きで、同じアニメを見ていると考えると、なんだか平和が近づいている気がしませんか? 【一言コラム】シリア難民 シリア内戦では、「国民の2人に1人が難民になった」とよく言われます。シリアの人口2136万人(内戦直前の2010年のデータ)のうち、500万人以上が国外に避難、およそ600万人がシリア国内の他地域に避難(国内避難民)したとみられています。 最も多くのシリア難民が暮らすのはシリアの北隣のトル

    第1回 戦火のシリアに漫画オタクがいた!
  • 『ロレンスになれなかった男 空手でアラブを制した岡本秀樹の生涯』 - HONZ

    社会人になってよく考えることがある。「仕事中に個人として意見したり行動することって、そんなに良くないことですか?」たとえば、あるミーティングで、私自身の意見を述べるときに、必要以上にプレッシャーを感じて「私個人の意見としましては……」なんて、いきなり真面目口調になってしまう。また、ミーティング後に上司から「会社の発言となるから、勝手な意見は言わないように」と注意された時にたまに感じる違和感はどこから来るのだろうか。 最初から小さな悩みの吐露ではじまり恐縮だが、個人として、会社の一員として、日人として、大人としてなど、日々の生活のなかでいろんな文脈に配慮しながらの行動を求められることに窮屈に感じることがあるのだ。その配慮が何のためのか、また何を生み出すのか、漠然とした気持ちに答えを探してと向き合うことが最近多い。 書『ロレンスになれなかった男 空手でアラブを制した岡秀樹の生涯』のなか

    『ロレンスになれなかった男 空手でアラブを制した岡本秀樹の生涯』 - HONZ
  • シリアの警察を空手でボコボコにした酔っぱらい日本人の正体 なぜ、空手はアラブに広まったのか

    教えたいのに生徒が集まらない 1970年5月。青年海外協力隊(JOCV)の隊員として岡秀樹がシリアに派遣され半年近くが過ぎようとしていた。彼はこのとき28歳、空手を始めて12年になる。 時代錯誤の高下駄に「蒙古放浪歌」。しかも何を思ったか岡は羽織袴はかま姿である。通りを行き交う地元住民が、怪訝けげんな顔でこの男の通り過ぎるのを見るのも無理はない。 一方、こうした芝居がかったことをしている岡人には時代錯誤の思いは微塵みじんもない。体中を突き抜けんばかりに沸き起こる怒りに自分が抑えられなくなっている。 岡はこの国の若者に幻滅していた。シリアの警察学校で空手を教えていたが、この伝統武道の知名度は低く、生徒が集まらない。ブルース・リーの主演映画「ドラゴン危機一発」が香港で大ヒットするのは翌71年である。当時のシリアでは戦える技としてはボクシング、レスリングが主流であり、続いて自己防衛とし

    シリアの警察を空手でボコボコにした酔っぱらい日本人の正体 なぜ、空手はアラブに広まったのか
  • 『ヤズディの祈り』(赤々舎) - 著者:林典子 - 角田 光代による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:林典子出版社:赤々舎装丁:単行(208ページ)発売日:2016-12-27 ISBN-10:4865410589 ISBN-13:978-4865410587 内容紹介: 2014年8月3日、ダーシュ(過激派組織IS、イスラム国)の侵略を受けた中東の少数民族、ヤズディ。土地を奪われ、家族を殺害され、女性は性的暴力を受け、山に逃げ込んだ人々は恐怖と絶望の中、次々と倒れていった。30余組の証言と、現地で共に生活をしながら撮り続けた写真で照らし出す、ヤズディの記憶と未来。 未来をおさめたポートレイト「ヤズディ」とは中東の少数民族で、トルコ、シリア、アルメニア、ドイツなどに分散し、なかでも多くがイラク北西部のシンガル山付近の村々で独自の信仰を守って暮らしている。その村々が、二〇一四年、ダーシュ(過激派組織IS)によって攻撃され、住民は集団で殺害され、若い女性たちは拉致された後、奴隷としてダ

    『ヤズディの祈り』(赤々舎) - 著者:林典子 - 角田 光代による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
  • 『バナの戦争 ツイートで世界を変えた7歳少女の物語』シリア情勢を知る最適な一冊 - HONZ

    爆弾が降りしきる中、私と同じように生活を営む人がいる。そんな当たり前のことを、書を読むまで忘れかけていた。銃撃戦がひどい地域の住民は全員避難して、住居のなかは空っぽになっているというのは自分勝手な思い込み。バナは爆撃と銃撃戦が日々繰り返される街で生活していた。 バナの家族は、お父さん、お母さん、弟のモハメッド、戦争の最中に生まれた弟のヌール(光という意味)、マレクおじいちゃん、サマルおばあちゃん、マーゼンおじさんとヤーマンおじさんなど、総勢20人ほどの大家族だ。住み慣れた街は、シリアのアレッポ。バナのツイッターに反応してバナと家族を救い出した国、そして今住んでいる国はトルコ。 バナは8歳の女の子だ。3歳までは戦争のないごく普通の日常を暮らしていた。お父さんとプールに行ったり、公園で遊んだり、友達とお人形さんごっこしたり。4歳の誕生日を迎える前に空襲が始まった。家が、学校が、病院が破壊され

    『バナの戦争 ツイートで世界を変えた7歳少女の物語』シリア情勢を知る最適な一冊 - HONZ
  • FBI女性職員、捜査対象のIS勧誘員とシリアで結婚 - BBCニュース

    画像説明, ラッパーからISに転身したドイツ人デニス・カスパート容疑者は、ISのプロパガンダ映像で切り落とされたばかりの人の頭を手にしていた。写真は2005年、ベルリンで撮影

    FBI女性職員、捜査対象のIS勧誘員とシリアで結婚 - BBCニュース
  • 【AFP記者コラム】アレッポの廃虚に流れる音楽

    【4月12日 AFP】爆撃でも戦闘でも、決して打ち砕くことのできないものがある。シリア・アレッポ(Aleppo)出身のモハメド・アニス(Mohammed Anis)さん。そして、今や廃虚と化した生まれ故郷で生きよう、再出発を図ろうというアニスさんの意志。 たとえ自宅が文字通り、がれきの山になっていても。彼が大切にしてきた、愛する米国製ビンテージカーコレクションや自慢のパイプの大半が、今ではめちゃくちゃに破壊されてしまったとしても。周囲で動くものといえば、年代物の手回し蓄音機だけになってしまったとしても。 アニスさんは、かつて反体制派が掌握し、昨年12月末に政府軍が制圧したアレッポ東部の名士だった。激しい戦闘とそれに伴う物資不足にもかかわらず、機会あるごとに披露してきたビンテージカーコレクションと自宅を後にすることを拒んできた。同僚のカラム・マスリ(Karam al-Masri)記者がアニス

    【AFP記者コラム】アレッポの廃虚に流れる音楽
  • シリア難民、美術館ガイドとして活躍 ドイツ

    独ベルリンのイスラム美術館で行われている難民向けのツアーでガイドをする、4年前に来たシリア人留学生ゾヤ・マスードさん(中央、2016年4月28日撮影)。(c)AFP/John MACDOUGALL 【5月27日 AFP】シリア人のモハメド・サビーフさん(64)は、祖国で最も有名なモザイク美術館の上級修復士だった。だが、住んでいたイドリブ(Idlib)県に内戦が及び、芸術品は破壊され、自分や家族の命が脅かされると逃げ出さざるを得なかった。 再び、美術館で働けるとは夢にも思っていなかった。しかも、ゴムボートで地中海(Mediterranean Sea)を渡り、バスや電車を延々乗り継ぎ、何時間も歩き、23日間かけてたどり着いたドイツで、それが実現するとは。 首都ベルリン(Berlin)の著名な美術・博物館で、新たにドイツに来た人々を起用して、難民向けのアラビア語ガイドを養成するプロジェクトがある

    シリア難民、美術館ガイドとして活躍 ドイツ
  • 旅行気分から一転、戦闘の最前線に 元IS戦闘員の悪夢:朝日新聞デジタル

    過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員だったタジキスタン人の男性が朝日新聞記者の取材に応じた。若者は出稼ぎ先のロシアの経済が悪化する中で、誘い出された。彼が語ったのは、仲間が消耗品のように殺されていく狂気の光景だった。 「旅行に行き、仕事も見つかればいいと思った」。ボボジョン・カラボエフさん(30)は、シリアに向かった経緯をぽつりぽつりと話し始めた。 イスラム教徒が多いタジキスタンの首都ドゥシャンベ郊外出身。軍事学校を中退後、2006年からモスクワで働いた。建設作業員とタクシー運転手を掛け持ちし、多い月は約3千ドル(約32万円)を稼いだ。 だがロシア経済が悪化。15年、賃金不払いに見舞われた。落ち込んでいた時、建設現場で「ハリド」と名乗る同胞と知り合った。 ハリドは「ここよりISでの生活の方がいい」と繰り返した。IS支配地域は平穏だとし、「工場建設」や「道路舗装」の様子のビデオを見せた。

    旅行気分から一転、戦闘の最前線に 元IS戦闘員の悪夢:朝日新聞デジタル
  • シリア難民たち、祖国の遺跡を模型で再現

    Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you.

    シリア難民たち、祖国の遺跡を模型で再現
  • イエメンの『ラブライブ!』

    Yasser Yabani @YasserYabani シリアに住んでいましたが、よんどころなき事情で転宅。 旧桑名藩領生まれの東京育ち。は旧英保護領カタール生まれのシリア人。の故国シリアに関する無駄知識を中心に呟き続ける予定です。 「たい焼きのしっぽには いつもあんこがあるように それが世の中を明るくするように」(安藤鶴夫) Yasser Yabani @YasserYabani の叔父は、先のイエメン内戦の経験者、その上アルウール師(サウジアラビア在住の亡命シリア人シェイフ)の支持者であるので、その彼がホウシ―民兵の支配するあの町で、サウジアラビア空軍の爆撃の下に居るというのは、何か皮肉な結果であるように思います。安否が気がかり。 2016-01-01 20:11:17 Yasser Yabani @YasserYabani そのような状況でありながら、ホデイダの電話・インターネ

    イエメンの『ラブライブ!』
  • Engadget | Technology News & Reviews

    The best of CES 2025Presenting our 12 finalists, plus the winner of our best in show award.

    Engadget | Technology News & Reviews
  • 「ロシア軍ときたら、ものすごい数の爆弾を落としていった」【シリア危機、日本に何ができるか】 : 木村正人のロンドンでつぶやいたろう

    地中海東部に接近阻止・領域拒否を構築ロシアのプーチン大統領が、欧米を中心とした有志連合がシリア人を保護するため、シリア上空に飛行禁止区域を設置する動きを見せたとたん、空爆と巡航ミサイルによる攻撃に踏み切った。 過激派組織「イスラム国(IS)」を攻撃しているとは口ばかりで、米ワシントンのシンクタンク「戦争研究所(ISW)」がつくったマップをみると、「IS」への空爆は形ばかりで、ロシアは反政府勢力が支配する地域を集中攻撃している。 出典:ISWのマップをもとに筆者作成上のマップはISWのマップをもとに筆者が作成したもので、位置関係は若干、正確性を欠くかもしれない。9月30日から10月5日にかけてのロシアによる空爆で、朱色は「ほぼ確実」、黄色は「おそらく」という仕分けになっている。 シリア上空に飛行禁止区域が設定されたら、シリアのアサド大統領は、リビアのカダフィ大佐と同じ運命をたどる可能性が強い

    「ロシア軍ときたら、ものすごい数の爆弾を落としていった」【シリア危機、日本に何ができるか】 : 木村正人のロンドンでつぶやいたろう
  • シリア難民の子供たちは、今こんな場所で寝ている(画像)

    セルビア・ホルゴシュとハンガリー・ロスケの国境。\n眠っている時には、爆撃の悪夢がよみがえる。アフマドは、シリア・イドリブの自宅で爆撃を受けた。爆弾の破片が頭に当たったが、幸いにも一命はとりとめた。しかし弟は亡くなった。これまで何年も内戦と隣り合わせの生活をしてきたアフマドの家族だったが、家を失ってしまい、逃げるしかなかった。今、アフマドは閉鎖されたハンガリー国境に向かう高速道路の上で、大勢の難民と共に寝ている。故郷を離れて今日で16日目。父親によれば、アフマドたちはこれまでバスの待合所や路上、森で寝てきたそうだ。

    シリア難民の子供たちは、今こんな場所で寝ている(画像)
  • 溺死シリア難民幼児、祖父の慟哭 / SYNODOSが選ぶ「日本語で読む世界のメディア」(東京外国語大学) | SYNODOS -シノドス-

    2015.09.09 Wed 溺死シリア難民幼児、祖父の慟哭 SYNODOSが選ぶ「日語で読む世界のメディア」(東京外国語大学) ボドルムの海岸にその亡骸が打ち上げられたアイラン・クルディちゃんとガリプ・クルディちゃんの祖父、シェホ・シェン・クルディさんは、「海岸に打ち上げられた孫たちの亡骸を見て、私の心は砕けてしまった」と語った。 ボドルムの海岸にその亡骸が打ち上げられたアイラン・クルディちゃんとガリプ・クルディちゃんの祖父、シェホ・シェン・クルディさんは、「起こったことや孫たちの死に、もはや何を言っても及ばない。私は強く主張したのだ。行くな、コバーニに戻ってこいと。だが、聞き届けられなかった。娘婿のアブドゥッラーは絶対にドイツへ行くと言っていた。海岸に打ち上げられた孫たちの亡骸を見て、私の心は砕けてしまった」と語った。 2014年にIS(イスラム国)がコバーニを攻撃した際、娘一家がト

  • 列車に乗った難民たち、だまされ奪われ追われた道程

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    列車に乗った難民たち、だまされ奪われ追われた道程
  • 映画『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』 - HONZ

    世界中の兄弟たちよ 俺たちは ここで あなたたちを待っているんだ この叫びを 無視するというのか? 無関心な自分に 胸を張れるのか? 元サッカー選手のバセットが歌う「革命歌」は、まるでサッカーの応援歌のような陽気なテンポでありながらも、その歌詞には社会への批判と皮肉が詰まっている。 8月1日(土)より渋谷アップリンク他で公開となる映画『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』は、内戦・紛争状態が4年以上続く中東・シリアの「革命の首都」、ホムスに生きる2人の若者を追ったドキュメンタリーだ。 1人は「アジアで2番目」と言われた、元サッカー選手・ゴールキーパーのバセット、当時19歳。もう1人は有名な市民カメラマンのオサマ、当時24歳。 当初、平和的な民主化運動をしていた彼らだが、止むことのない政府軍の攻撃、喪われゆく命の多さに、ついに武器を手にし始める。武力の応酬のなかで、自

    映画『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』 - HONZ
  • 『ジハーディストのベールをかぶった私』IS幹部にプロポーズされた女性ジャーナリストの話 - HONZ

    たとえるなら、巨大掲示板サイトに「IS幹部だけど、何か質問ある?」といった書き込みがされていたとする。それが物かどうかは分からない。だが仮にそれがネタであったとしても一体どのようなリアクションを返してくるのか、試したくなっても無理はない。それがジャーナリストなら尚更のことだろう。 書の著者アンナ・エレル(仮名)も、初めはそんな軽い気持ちに過ぎなかったのだ。IS(「イスラム国」)関連の取材を進めている最中に、何気なくシェアした一人のジハード戦士のネット動画。程なくして当人と目される人物から、立て続けに3通のメッセージが届く。 こんにちは。俺のビデオ見てくれたんだね。これ、世界中の人が見てくれてて、驚いているんだ!君、イスラム教徒だよね? ムジャ・ヒディン(ジハードを遂行する者)ってどう思う? シリアに来ない? ジャーナリストであった彼女にとって、それが情報を得るためのチャンスにしか見えな

    『ジハーディストのベールをかぶった私』IS幹部にプロポーズされた女性ジャーナリストの話 - HONZ