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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (30)

  • 平成27年度学部入学式 式辞 (2015年4月7日)

    日、京都大学に入学された3,002名の皆さん、入学誠におめでとうございます。ご列席の理事、副学長、学部長、部局長、および教職員とともに、皆さんの入学を心よりお祝い申し上げます。同時に、これまでの皆さんのご努力に敬意を表しますとともに、皆さんを支えてこられましたご家族や関係者の皆さまにお祝い申し上げます。 4月は桜の季節であるとともに、さまざまな木々が芽吹き、新緑が山々を彩る季節でもあります。豊かな水に恵まれた琵琶湖の近くに位置し、盆地に育つ湿気に富んだ森に囲まれた京都では、とりわけこの鮮やかな色彩が目に映り、心を躍らせます。教育の場だけでなく、多くの職場がこの季節に新しく参加する人々を迎えるのには、この自然の背景が大きな影響を与えているのだろうと思います。それまで冬の寒さに縮こまり、凍った心や身体を解き放ち、すべての生物がいっせいに活動を始める。その勢いに誰もが同調して、世の中が騒がしく

    平成27年度学部入学式 式辞 (2015年4月7日)
  • どうして正直者と嘘つきがいるのか? -脳活動からその原因を解明-

    阿部修士 こころの未来研究センター特定准教授らの研究グループは、機能的磁気共鳴画像法と呼ばれる脳活動を間接的に測定する方法と、嘘をつく割合を測定する心理学的な課題を使って、正直さ・不正直さの個人差に関係する脳の仕組みについて解明しました。 研究成果は、米国科学雑誌「Journal of Neuroscience」誌の電子版にて公開されることになりました。 人生の中で嘘をついてしまうことは、誰しもが経験することです。 今回の研究では脳の側坐核のはたらきと、正直さの個人差が密接に関連していることが明らかとなりました。 ただし、側坐核の活動が高いからといって、その人は嘘つきである、と判断することはできません。また、今回の研究から、正直さ・不正直さの個人差の原因の全てが解明されたわけではありません。今後の研究を通じて、人間が嘘をつく生物学的なメカニズムをさらに追及していきたいと考えています。 概

    どうして正直者と嘘つきがいるのか? -脳活動からその原因を解明-
  • 京都大学 総長、本音を語る

    世界最大の「知のジャングル」 京都大学 就任時インタビュー① 就任時インタビュー② 第1回「京大おもろトーク」 2015.4.24 TED×kyotoUniversity 2015.6.7 MOOC「Evolution of the Human Sociality」PR映像 2015.7.8 京都大学に入学した理由は? 湯川先生に憧れ、最初は物理の世界を目指した 高校紛争世代でほとんど受験勉強をする機会もなくて、どこを目指すかは確定していませんでした。ただ、物理学と数学が得意で好きでしたので、湯川先生に憧れ、物理の世界を勉強しようと思い、当時の京都大学理学部に入りました。当時、理学部は自由の学風で、好きなことをやらせてくれるところと聞いていたので、その点も自分に合っているのではないかと思ったのも理由の一つです。 人類学、そして霊長類学との出会いは? 人間性の由来を訪ねるためには、人間だけを

  • 平成28年度京都大学入学者選抜における教科・科目の一覧について(参考)

    2013年12月13日 平成28年度入学者選抜(前期日程)の大学入試センター試験の利用教科・科目、および個別学力検査の出題教科・科目は、次の表のとおりです。 平成28年度入学者選抜(前期日程)から医学部人間健康科学科検査技術科学専攻における個別学力検査の外国語の出題科目は英語のみとなります。 平成28年度入学者選抜(特色入試)において、法学部は後期日程試験を実施します。その詳細については、平成26年3月までに予告します。 平成28年度入学者選抜(一般選抜)において、経済学部は選抜区分「論文」を実施しません。 平成28年度京都大学入学者選抜における教科・科目一覧(参考) 問い合わせ先 学務部入試企画課 TEL: 075-753-2525

    平成28年度京都大学入学者選抜における教科・科目の一覧について(参考)
    laislanopira
    laislanopira 2013/12/14
    あの8時間論文は消えたのか…
  • 「再生できるプラナリア」と「再生できないプラナリア」の謎、解明される

    阿形清和 理学研究科教授、梅園良彦 徳島大学ソシオテクノサイエンス研究部学術研究員(2013年3月まで理化学研究所)らのグループは、100年来の謎であった「プラナリアの再生の仕組み」をついに分子レベルで解明しました。さらには、プラナリアの再生原理を理解することによって、もともと再生できないプラナリア種の遺伝的原因を解明し、世界で初めて人為的に再生を誘導することにも成功しました。 研究は、2013年7月25日午前2時(日時間)に英国総合科学誌「Nature」のオンライン速報版で発表されました。 概要  体をどんなに切られても、再生できる不死身で不思議な生き物「プラナリア」。プラナリアには幹細胞が全身に存在し、体の位置情報に従って失われた器官や組織を正しく再生することができます。特にナミウズムシは再生能力が高く、例えば、体を前後に切られても、頭部からは首と腹と尾が、尾部からは頭と首と腹が再

    「再生できるプラナリア」と「再生できないプラナリア」の謎、解明される
  • 受験生の皆様へ

    2012年12月26日 京都大学総長 松 紘 京都大学は、このたび、より一層豊かな教養・共通教育を実施するため、全学部が協力し、国際高等教育院(仮称)を設置することを決定いたしました。これに伴い、教養・共通教育の実施にあたっている総合人間学部および理学部には、これまで通り、教養・共通教育の実施にあたって大きな役割を果たしていただく予定です。 このたび、人間・環境学研究科および総合人間学部の受験希望者の中に、人間・環境学研究科および総合人間学部の将来に不安を感じている人がいると仄聞しております。人間・環境学研究科と総合人間学部には、これまで以上にその独自のミッションに邁進し、京都大学の発展に貢献してもらわねばなりませんので、こうした不安を抱かれるには及ばないことを、私は、京都大学総長として受験生諸君に明言します。 人間・環境学研究科もしくは総合人間学部を受験しようと考えている学生・生徒のみ

    受験生の皆様へ
  • 母親と他人の狭間 -赤ちゃんが示す「不気味の谷」現象を発見-

    2012年6月13日 明和政子 教育学研究科准教授、岡ノ谷一夫 東京大学大学院総合文化研究科教授と科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業 ERATO型研究「岡ノ谷情動情報プロジェクト」の松田佳尚 研究員らは、赤ちゃんの「感情の発達」と「母親を認識する能力」の関係を研究し、母親と他人を半分ずつ重ね合わせた「半分お母さん」の顔を見ようとしない「不気味の谷」現象を発見しました。 生後半年以降の赤ちゃんは母親と他人を区別したうえで、両者を好んで見ることが知られています。「母親(親近感)」と「他人(目新しさ)」は、全く違う存在にも関わらず、赤ちゃんが両方を好んで見るため、どのように母親と他人の区別をしているのか分かりませんでした。また、どの程度母親の顔に敏感かも不明でした。 研究グループは、この問題を解明するために、生後7~12ヵ月の赤ちゃん51名が、母親、他人、「半分お母さん」の3種類

    母親と他人の狭間 -赤ちゃんが示す「不気味の谷」現象を発見-
    laislanopira
    laislanopira 2012/06/13
    「半分お母さん」の恐怖
  • 京都大学モバイル講義視聴システム・講義コンテンツの学内配付開始、iPadでも稼働 (2010年6月4日)

    ホーム 京都大学モバイル講義視聴システム・講義コンテンツの学内配付開始、iPadでも稼働 (2010年6月4日) 京都大学は、財団法人京都高度技術研究所の協力のもと、大学院も含む全学情報教育を支援する新しい仕組みとして開発したモバイル環境での講義視聴システムについて、京都大学大学院情報学研究科(研究科長:中村佳正)附属情報教育推進センター(センター長:田中克己/以下、情報教育推進センター)が提供する講義を受講している学生に対して、講義視聴システムをインストールしたiPod touchの配付と、全学共通教育および大学院研究科共通教育に関する講義コンテンツの学内配信を開始しました。また、iPad版のシステムの稼働を確認するとともに、より適したシステムの開発を開始しました。 情報教育推進センターの田中克己教授および中村聡史特定准教授が開発した、モバイル講義視聴システムでは、情報教育推進センターで

    京都大学モバイル講義視聴システム・講義コンテンツの学内配付開始、iPadでも稼働 (2010年6月4日)
  • 寄生者(ハリガネムシ類)が駆動する渓畔生態系のエネルギー流の解明

    2011年4月12日 佐藤拓哉 次世代研究者育成センター特定助教(受け入れ機関:フィールド科学教育研究センター)、渡辺勝敏 理学研究科准教授らの研究グループの研究成果が、米国の著名な国際誌「エコロジー(Ecology)」に、4月8日に発表されました。 【論文情報】 SatoT, Watanabe K, Kanaiwa M, Niizuma Y, Harada Y. and Lafferty K. D. 2011 Nematomorph parasites drive energy flow through a riparian ecosystem. Ecology 92: 201-207 日語タイトル 「寄生者(ハリガネムシ類)が駆動する渓畔生態系のエネルギー流」  当研究は、佐藤特定助教が奈良女子大学共生科学研究センター在籍時になされ、その後、次世代研究者育成センターに特定助教として赴

    寄生者(ハリガネムシ類)が駆動する渓畔生態系のエネルギー流の解明
    laislanopira
    laislanopira 2011/04/23
    こういう寄生者は人間にもいたりして…
  • なつかしさは何によって引き起こされるのかを明らかにしました — 京都大学

    2010年9月24日 なつかしさは、何によって引き起こされるのか、年齢によってどのように変化するのか、なつかしさを引き起こすノスタルジア広告(レトロ・マーケティング)の効果はどのようにして起こるのかについて、楠見孝 教育学研究科教授らがまとめた調査結果が、日心理学会の英文学術誌Japanese Psychological Research(Wiley-Blackwell社発行)に掲載されました。 この論文では、(1)なつかしさを引き起こすことがらは、過去の繰り返しの経験(反復接触)と長い空白時間(例: 昔のヒット曲、学校の場面)が重要であること、(2)なつかしさが引き起こされたり、昔をなつかしむ傾向は、男女とも加齢による上昇が見られ、男性の方がやや高いと分析しています。 論文名 Kusumi, T., Matsuda, K., & Sugimori, E. (2010). The eff

    なつかしさは何によって引き起こされるのかを明らかにしました — 京都大学