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ブックマーク / tomomachi.hatenadiary.org (66)

  • 売春窟に生まれついて→未来を写した子どもたち - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    3年前からブログやラジオや雑誌で何度も紹介したり、各映画会社に「配給してよ」とDVDを押し付けたりして回ってきたアカデミー長編ドキュメンタリー部門受賞作『売春窟に生まれついて』ですが、 やっと、やっと、『未来を写した子どもたち』の邦題で11月から日公開されることになりました。 http://www.mirai-kodomo.net こういう映画がなかなか公開されなくて、ケータイ小説映画とかアキモトコー映画とか手塚治虫や黒澤明の墓泥棒みたいな百害あって一利なし映画ばかりが劇場を支配している日映画界現状ってなー。 もうひとつ。 『未来を写した子どもたち』とは直接、何も関係ないけどさ、ムカつくから言わせてくれ。 この映画はアカデミー賞まで獲ってるし、アメリカではDVDまで出てるのに、配給会社が決まるまで、日映画評論家は誰一人として話題にしなかった。 文芸評論家だったら、普通、芥川賞受賞

    売春窟に生まれついて→未来を写した子どもたち - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    laislanopira
    laislanopira 2008/09/20
    この国の映画批評と称する雑文について。小説であれ美術であれゲームであれあらゆる批評活動についてあてはまる。熱い
  • 世界の絶望ビリー、世界のホルモン、世界でモッシュ! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    マキシマム・ザ・ホルモンは串田アキラを超えた! メンザイノワールド! セイサイノワード! 世界のよいこが空耳でがんばって歌ってます From アニソン大国ブラジル From ペルー これもブラジル From フィリピン From オーストラリア From メキシコ。スペイン語では「ビリー・デスペラード」って呼ぶんだね。 From カリフォルニア From スイス From アメリカ南部ノースキャロライナの黒人女子高生 「恋のメガラバ」を家族(子どもたちと母ちゃん父ちゃん)で合唱するアルジェリア(?)系フランス人の一家(かわいい) ホルモンの歌詞空耳は全世界に数え切れないバージョンがあるんだよ。

    世界の絶望ビリー、世界のホルモン、世界でモッシュ! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    laislanopira
    laislanopira 2008/09/03
    これもアニソン効果なのか
  • ホソキを叩いてエハラをヨイショしてジャーナリズムか? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    「信者」からの抗議というか嫌がらせのメールが山ほど届いてメールボックスがあふれそう。 なかには英語で「you would regret what you said」と書いてある手紙まであった。 「あなたはきっと自分が言ったことを後悔するでしょう」って、「吐いたツバ飲まんとけよ」という脅しでしょうか? でも、まあ、彼らは悪くないよ。 人はどんなものでも信じる権利があるから。 それをギャグのネタにされたら怒るのは当然でしょう。 しかし、当に許せないのは、このような「宗教」を無批判にヨイショしているメディアだ。 なかでも、細木数子をさんざん叩いたくせに彼をバックアップしている週刊現代は、まったくジャーナリズムの風上にも置けない。 だって、どっちも同じじゃん! 人は何を信じても自由だし、その出版社が占い師や宗教家や霊能者の単行を出すのは商売だからいい。 でも、いちおう公平な報道の皮をかぶってい

    ホソキを叩いてエハラをヨイショしてジャーナリズムか? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    laislanopira
    laislanopira 2008/08/30
    江原大先生はどこへ向かっているのか。信者や読者の浄財の行方がこの衣装なのか
  • コッポラのコーマン門下生時代について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    「コッポラの胡蝶の夢」のパンフに、コーマン門下生時代のフランシス・コッポラについて書きました。 1960年代初め、ハリウッドのメジャー・スタジオは閉じられていた。 監督やカメラマンなどスタッフの平均年齢はほとんど60歳を越えていたにもかかわらず、大卒の募集は行われず、わずかに縁故採用があるだけだった。 いっぽう、全米各地の大学にはようやく映画学科が設立されていった。大衆の娯楽だと思われていた映画は、フランスで芸術として評価されるようになり、その影響がようやくアメリカに及んだのだ。コッポラもUCLAの映画学科で学んでいたが、何のコネもない彼にとってハリウッドに入るのは不可能に近かった。 まず自主制作で映画を撮ってポートフォリオにしようにも、当時まだ8ミリ映画の機材はまともな映画を作れるレベルには達していなかったし、学生の自主映画を評価してくれる映画祭なども確立されていなかった。そんな状況で、

    コッポラのコーマン門下生時代について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • テレビで放送できない七つの汚い言葉 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    日のTBSラジオ「ストリーム」、「コラムの花道」では先日、71歳で亡くなったスタンダップ・コメディアンのジョージ・カーリンについて話します。 カーリンが72年に出したレコード「クラスの道化者」は全米の中学生たちの愛聴盤になった。 なぜなら「テレビで放送できない七つの汚い言葉」というネタが収録されていたからだ。 FCC(連邦通信委員会)が公共放送に不適当な言葉とした言葉七つをカーリンが連呼しまくる。 すなわちShit,Piss, Fuck, Cunt, Cocksucker, Motherfucker, Titsの七つだ。 詳しくはポッドキャストで! ↓ジョージ・カーリンのライブの日語字幕付がありました!

    テレビで放送できない七つの汚い言葉 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 「ホット・ファズ」は男の子のドリームズ・カム・トゥルー - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    ではついに明日、土曜日から『ホット・ファズ』が公開です! とにかく観に行って笑って、その後、書店で映画秘宝見つけて、僕がエドガー・ライト監督にインタビューした記事を読んでやってください。 「ホット・ファズ」の全シーンの解説を監督自らしてるうえに、彼の青春時代の思いも爆発してて、泣けますよ! もう公開だから言うけど、「ホット・ファズ」は宣伝されているような「バカ映画」なんかじゃない。 オイラにとってはコメディですらない。ただ、熱く泣ける映画なんだ。 これは、日以上に閉鎖的で出口のない階級社会イギリスで、しかも退屈で就職先も遊び場もなく、老人しか住んでないド田舎に生まれ育ったエドガー・ライト監督が、地元のスーパーの商品補充係として働きながら、ハリウッドや香港のスケールのデカいアクション映画や日の怪獣映画にあこがれ、何も起こらない行き止まりの日常を破壊する夢を見続けて、しかし、それをあき

    「ホット・ファズ」は男の子のドリームズ・カム・トゥルー - 映画評論家町山智浩アメリカ日記