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ブックマーク / bungeishi.cocolog-nifty.com (6)

  • あったはずの日本語ラップの可能性(ギドラメソッドで失われたもの) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「最近読んだ」 司会者「日語ラップ関係ね」 kenzee「ユリイカ6月号は「日語ラップ特集」テレ朝「フリースタイルダンジョン」以降のラップブーム再燃が背景と思われる特集。とはいえ、KOHHのような新世代のアーティストやSEALDsのメンバーとKダブシャインの「ラップと社会運動」の対談もある。ラップの今のジャーナルだ。もうひとつはツイギーの自伝「十六小節」(ele-king books)マイクロフォン・ペイジャー、カミナリといった日語ラップの黎明期からシーンを支える重要人物の半生の語りおろし。どちらも一気に読んでしまった。とくにツイギーのほうは上質な青春小説のような一冊。ラップに興味ない人でも充分に楽しめるハズだ。多数の若かりし日の秘蔵写真が掲載されているが、20歳ぐらいですでに超然としたオーラが漂っている。特別、ギャングスタ的にキメまくっているワケでもないのに、ていうか

    あったはずの日本語ラップの可能性(ギドラメソッドで失われたもの) - kenzee観光第二レジャービル
  • ボクの、「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」(大十の頃) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「先週の土曜日、あのレジーさんが大阪へやってくるというのでお会いした」 司会者「どんな人でした?」 kenzee「好青年であった。いろいろ予定もケツカッチンだったようなので、2時間ほどバタバタ飲んだりったりした。とても楽しいひとときであった。大阪は初めてではないが難波~千日前といった、ミナミに来られるのは初めてということでオイドンがナビゲートしつつ、いろんな話をした」 司会者「彼はPerfumeの京セラドームのために来阪したのだよね」 kenzee「で、わざわざミナミまで足をのばしてもらって「この辺はボクが20代の頃に働いていたトコでね~みたいな話をしてたんだけど、そんな話してたら猛烈に昔のことが思い出されてきてね。普段、あの辺歩いててもそんなこと考えないからさ。で、せっかくなので書き留めておこうと思って今、これを書いている。今から15年ぐらい前、ボクは大阪の千日前というとこ

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  • よいこの盗作問題入門(aikoマラソンは一回お休み) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「前回、774さんより、「戻れない明日」パクリ疑惑について教えていただいた。とりあえず「aiko パクリ 盗作」など検索ワードでググってみると、主に2chあたりでは「戻れない明日」がビル・ウィザーズ「Lean on Me」、「ひまわりになったら」がサザンオールスターズ「当たって砕けろ」の盗作ではないかと囁かれている。まとめるとこんな感じの議論だ。 アンチaiko「「戻れない明日」って「Lean on Me」のイントロのモロパクじゃん。ホント、ガッカリ」(注・・・ただし、頭の2小節のオルガンのフレーズのみ)。そんで、デビューのきっかけとなったコンテスト出場曲「ひまわりになったら」はサザンの「当たって砕けろ」と冒頭のメロディが同じ。(筆者……注これもAメロの頭、3小節のみ) aikoってパクリまくりじゃん」 aikoヲタ「そんなのたまたま似てただけ! aikoさんが盗作とかするわけ

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  • 洋楽聴いてないのに聴いたかのような若者音楽ってのがあるんですヨ。 - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「レジーさんとこで「若者の洋楽離れ」という問題提起が各方面でバズを起こしている」 司会者「レジーさんはくるりとかユニゾンの田淵さんとかにリアクションされててスゴイなあ」 kenzee「オレ、さんざん小室の話とかしてるのにそろそろ小室さんからリアクションきてもいい頃だけどな」 小室哲哉(のツイッターアカウント)「やあ、kenzeeこんにちは。華原と小室コンビのアイドルプロダクトはビジネスモデルとしては大失敗。その後のアイドル産業にとって教訓となった、とか悪口ばっかり言ってテメー。あの頃、若い女の子が年をとるってとこまで勘定にいれてなかったんだよなあ」 kenzee「ア、小室さんはじめまして。昔、中学生のときに近所のレンタルレコード屋の優&愛で(ちょうどその頃、メディアがレコードからCDに切り替わる時期だったので)レコード100円大処分バコのなかにスピードウェイ(TM NETWOR

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  • リトル・ピープルの歌謡史(行ったら帰ってこない。青春と一緒) - kenzee観光第二レジャービル

    enzee「このような「翼を拡げて 大空に 鳥のように 飛び立とう」的な歌とは大昔からあるような気がするけど、実際は20年ぐらいの歴史しかないものなのだ。それどころかたった30年前には「翼など愚かな憧れだ」と諌められていたのだ。ついでに、さらに2年前の1978年の泉谷しげるのアルバム「80のバラッド」に「翼なき野郎ども」が収録されているが、歌詞に直接「翼がどうこう」といった言及はない。だが、歌詞を読めば「火力の雨降る街角」といった発電所が軒を連ねる労働者の街の話だとわかる。「ヤクザがいらつく 午後の地獄 ふざけた街にこそ家族がいる」社会の底辺で逃れようにも逃れられないしがらみがある。はじめから翼など持てなかった男たちの挽歌なのだ。つまり、この時代はまだ「翼を拡げて飛び立つことは困難だ」とされていたのだ。それが90年以降、翼を拡げることは大前提的に「いいこと」となった。この時代の転換点に「旅

    リトル・ピープルの歌謡史(行ったら帰ってこない。青春と一緒) - kenzee観光第二レジャービル
  • ゼロ年代、製作現場ではなにがおこっていたか?(J-POP論最終回): 文芸誌をナナメに読むブログ(書評)

    司会者「で、中田ヤスタカサウンドがホントにスカスカなのかの検証に入っていきたいんですけども」 kenzee「例の座談会でどういう流れで三輪祐也氏のスカスカ発言が登場したか。まず90年代のDJ文化以降、ロキノン型の「ロックという物語」の批評は無効となった。代わりにキャラクターベースの自分語りが台頭している、と。それが現在のPerfume、相対性理論の消費に繋がっていると。だが、実際のPerfumeの受容のされ方とは30代、40代のオッサン連中、つまり団塊ジュニアのありがちな「あえてベタに」って回路であって世間で話題になってるほど若者は飛びついていない、という宇野さんの指摘がでてくる。で、事実Perfumeのサウンドは従来のアイドルポップのサウンドとは明らかに一線を画す、個性的なものなのでオッサン連中としても「これだけうまく自分を萌えさせる中田の手腕にうなる」とかメタ視線をちらつかせられる」

    laislanopira
    laislanopira 2009/09/14
    あの色遣いが出ない! 絵画の空間構成が! みたいな話が音楽でも
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