監督:堤幸彦 出演:竹内結子、西田敏行 公式サイト みなさまの感動の中、七年の旅を終えて地球に帰ってきた少惑星探査衛星〈はやぶさ〉。今、その旅が映画になる! と考えた人は一人ではなかったらしく、今年から来年にかけて都合四本も「はやぶさ」映画が作られるという空前の〈はやぶさ〉ブームが到来! 誰が見たいんだよそれ……という突っ込みはもはや通用しない恐ろしい日本映画の世界である。ここは四本まとめて「素晴らしきはやぶさ映画の世界」というレビュウを書くべきだと思うんだけど、たぶん四本目が到来するころには誰も先陣を切った堤幸彦作品のことなど覚えていない(なによりオレが忘れている)ので、ここに記しておきます。 主人公、竹内結子は北大で天体物理を学んだポスドク(というか、博士論文は通っていないのでただの院卒)。仕事もないので神保町の古本屋で働いている。眼鏡、ひっつめのボサボサ髪、リュック、猫背という絵に書
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