拠点・施設GLP投資法人は10日、「GLP舞洲II」(大阪市此花区)について、日立物流西日本(同区)との賃貸借契約をことし2月28日で終了すると発表した。 2021年11月29日に発生した火災による焼損などで、修繕工事を施しても倉庫としての継続的な使用が困難と判断。22年2月期(21年9月から22年2月)で建物滅失を踏まえた特別損失として44億1700万円を、22年8月期(22年3月から8月まで)で火災保険金収入の見積額48億円を特別利益としてそれぞれ計上する。 GLP投資法人がGLP舞洲IIを対象とした火災・利益保険の補償範囲や保険金の支払時期については、「確定までに相応の時間がかかる見込み」としており、今回の被災による影響額の全容は未だ見通せない状況だ。 GLP投資法人は特別損失計上などを受けて、22年2月期と22年8月期(22年3月から8月まで)の運用状況予想を修正した。前回公