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ブックマーク / bushoojapan.com (8)

  • 衝撃!誰も知らないサムライの根源に迫る『武士の起源を解きあかす』は今年最高の一冊か【書評】 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

    「まるでミステリーのような興奮をさせられる!」 そんな歴史があると知人にオススメされたらどう思います? 一瞬、身構えてしまいません? 歴史関連でその手の書物と言えば、どこか眉唾。大半は【トンデモ】と紙一重というのが相場です。しかし……。 歴史学関連の友人が熱く語っているとなれば話は別で。 「あれはヤバイやつや……ラストまで読み切った時の、謎の爽快感……」 思わず手にとってしまった一冊がこちらです。 その名も『武士の起源を解きあかす──混血する古代、創発される中世(→amazon)』という新書。 歴史界隈の研究者が太鼓判を押していることもあり、これは読まねばならないッ! と、妙な使命感を抱えながら、その一冊を手にしたのでした。

    衝撃!誰も知らないサムライの根源に迫る『武士の起源を解きあかす』は今年最高の一冊か【書評】 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)
  • 遊郭のリアル~鬼滅の刃遊郭編でも話題になった苦海の地獄を振返る

    鬼滅の刃』の「遊郭編」が地上波へ――。 当初、宇髄天元によって「ド派手に行くぜ!」という告知が公開されると、たちまちネットは大騒ぎになりました。 「遊郭を子供にどう説明すればいいんだ?」 そんなストレートな疑問が飛び交っていたかと思ったら、いつしか話は曲解されて 「遊郭はセーフティネットみたいなもんだった」 なんてトンデモ論まで出てくる始末。 一体これはどういうことだ……と軽く驚きつつ、辿り着いた結論がこれです。 【みなさん、遊郭の知識が曖昧なのではなかろうか?】 江戸には吉原という一画があって、そこでは遊女が客を取る。 彼女たちの中には花魁というアイドル的存在もいて、大名や商家などの有力者しか相手にしなかったような……。 と、それぐらいのことは何となく知っていても、実際にどんな場所だったか?という生々しい話となると、答えられる方が少ないのでしょう。 そこで稿ではリアルな遊郭事情を振り

    遊郭のリアル~鬼滅の刃遊郭編でも話題になった苦海の地獄を振返る
  • 大晦日に徹夜でテレビは平安時代から続く「初詣」伝統でOK! - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

    2017年のお正月の迎え方はもう決めましたか?テレビを見ながらゴロゴロする人も、お寺へ並んで除夜の鐘をつく人も、さっそく神社に初詣に行く人もいろいろいらっしゃると思います。 なぜ神社やお寺の初詣を大みそかの夜から日にちが切り替わった瞬間にやるのかと考えたことってありませんか。なにもあんなに寒い時間でなく、朝でも昼でもいいじゃないか(でも温かい甘酒はおいしい) これにはちゃんと理由があるのです。初詣は江戸時代以前にも行われていました。 当然、今のように交通事情が発展していませんから、有名な寺社へ行く現代風の初詣ではありません。 初詣とは呼ばなくてもやっていた 「年籠り」 現代の「初詣」は江戸時代以前は「年籠り(としこもり)」と呼ばれていました。 言葉の使い方としては、かなり古いです。11世紀つまり平安時代の『後拾遺往生伝』という仏教説話集にもあり、江戸時代後半(19世紀)の『諸国風俗問状』ま

  • 「古代の日韓交流史」NHKがクローズアップした時代の少し前になにが起きたかまとめた

    継体は皇位を簒奪していない6代なんていっているが単なる自称で、継体は皇位の簒奪者だったではないのかとも言われています。 しかし、答えはNOでしょう。 確かにはるか昔の天皇から数えて6代目ともなると、もはや皇族と言えないくらい遠いのですが、少なくとも「昔の大王の子孫」と、自他共に認識されていたことは間違いなさそうです。(DNA的につながっているかどうかではなく、あくまで認知されていた) もし継体が征服王朝の始祖だと考える場合、戦国時代のように、まずは地元でトップになっていることが必須となります。 ところが、越(福井県)での古墳の規模を見ると、継体がいたと考えられる地区とは別の地区に圧倒的に大きい前方後円墳があることが考古学から判明しています。つまり、継体は越の王ですらなかったのです。日海側で一番強い武将だから天皇になったのではなく、やはりいにしえの天皇の血を引く人物とみなされていたことが最

  • 【悲報】岩波の「日本歴史」シリーズには縄文時代がない?! - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

    岩波書店100周年のメーンイベントのひとつ「岩波講座 日歴史」の刊行が11月からいよいよ始まります。 総勢200人の研究者が、それぞれの分野について講座スタイルで説明してくれます。 全部で22冊、1冊3200円なので、全部で7万円くらい。高い?でも1冊320頁と決まっているみたいで、1頁10円と考えれば、ほーら、うーんとお得感がでませんか。 11月19日発売の第一弾は『原始・古代1』 その後、毎月、1冊ずつ出されます。4回目まで決まっており、「中世1」「近世1」「近現代1」と、それぞれの時代が順番に出されていくようです。 第一巻目はこういう項目。(岩波の特設HPより) 1 古代史への招待  大津 透 2 日列島の成立と狩猟採集の社会  (東京大学)佐藤宏之 3 縄文時代から弥生時代へ  (東京大学)設楽博己 4 東アジアにおける弥生文化  (九州大学)岩永省三 5 倭国の成立と東アジア

  • 五輪より壮絶!NHK大河ドラマの自治体誘致合戦マトメ まさに戦国です - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

    こんにちは、毎朝「その日、歴史が動いた」を担当している長月七紀です。 先日も千葉で多忠勝で大河誘致計画があるという記事を書きましたが、他にもあるようなので、現在大河ドラマを誘致している団体と主人公候補として挙げられている人物をまとめました。(記事中のリンクは主に「その日、歴史が動いた」の関連記事です) 2015年の主人公予測もありです! 署名50万人を突破 マイナーだが有力な山田方谷 まずわたくしめが最有力候補にあげさせていただくのが山田方谷(やまだほうこく)。 「誰だよ、それ…」との声が聞こえてきますが。。。 この人は幕末の備中松山藩(現・岡山県高梁市)で藩政改革を行い、財政を立て直した学者さん。あの河合継之助も師と仰いだ時期があるくらいです。 他に藩政改革で有名な人では上杉鷹山(ようざん)や細川重賢(しげかた)などもいますが、どちらも江戸中期の人物です。なんといっても、山田さんの強み

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  • 比叡山LOVEな京都人だって富士山に憧れる【京都から】 | BUSHOO!JAPAN

  • 史実の真田幸村(信繁)は本当にドラマのような生涯を駆け抜けたか?

    真田幸村とは一体どんな武将だったのか? 当は真田信繁というらしい。元々は武田勝頼の配下にいて、同家が滅ぼされると必死の思いで信州の領土を守っていた――。 と、大河ドラマ『真田丸』をきっかけに多くの方に知られることとなりましたが、同時に気になってくるのが 「史実ではどんな人物だったのだろう?」 という点ではないでしょうか。 上田合戦の幸村はどこまで活躍できたのか? 大坂の陣で家康の首にまで迫ったというのはさすがに誇張? あるいは真田十勇士って実在したの? なんて周辺情報も気になってくるかもしれません。 稿では、史実における真田幸村(信繁)の人物像に迫ってみたいと思います。 生年不明の真田幸村(信繁)前半生は不明なことだらけであり、生年からしてハッキリしていません。 伊達政宗と同じ永禄10年(1567年)説もあれば、能寺の変が起きた天正10年(1582年)説もあり、複数の言い伝えがあるの

    史実の真田幸村(信繁)は本当にドラマのような生涯を駆け抜けたか?
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