カバーは30日、プレス向けに「VTuber市場に関する勉強会」を実施。社長である谷郷元昭氏が登壇し、VTuber業界が伸びた背景やVTuberのファン層分析、その市場で自社が運営するVTuber事務所「ホロライブ プロダクション」の成長過程などについて解説した。以下のスライドは、その一部だ。 「ホロライブ」といえば、「にじさんじ」とともに2大事務所としてVTuber業界で語られる存在だ。説明会では、2020年1月に開催したhololive 1st fes.「ノンストップ・ストーリー」後にチャンネル登録者数が大きく伸びて、当時調達した7億円の資金を使わなくて済んだというエピソードが語られたが、その背景にはどんな要因があったのか。 また、別のパートでは、グローバルインフォメーションの資料を引き合いに、VTuberの世界市場は2021年の約2421億円から、7年後の2028年には10倍以上の約2
ソニー・ミュージックレーベルズは21日、VTuber「アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ」がデビューし、同日の20時より初配信を行うと発表した。プレスリリースでは「『元・四天王』VTuberが、新しいキャラクターとして生まれ変わり」と紹介している。 *11月22日追記:インタビュー記事を公開しました→ 何かが匂う……「元・四天王」!? ソニー・ミュージックの大型新人VTuber・ペペロンチーノ初インタビュー まわりと違うということを理由に、生まれた「ゲッティ帝国」を追われ、新たに自らが国王となる、自由の国「パスタ王国」を立ち上げる。新しい未来へ向けて、素敵な居場所をつくる──というストーリーになっている。 ●プロフィール ・名前:アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ(通称︓ペペ) ・職業:パスタ王国国王 ・誕生日:7月8日(生パスタの日) ・血液型:B型 ・身長:148cm ・体臭:
米国発のVTuberエージェンシー・VShojoは米国時間の2日10時(日本時間3日2時)、米国・ロサンゼルスにて開催している日本ポップカルチャーの祭典「Anime Expo 2022」にて重大プロジェクト「VShojo NEXT」について発表会を実施(発表会のTwitchのリンク)。 「VShojo Japan」を立ち上げて日本での活動を本格開始し、VTuberとしても活動しているksonさんと、新人の飴宮なずなさんが加入することを発表した。デビュー配信は、米国時間の7月16日(日本時間の7月17日)を予定している。 会場にリアルのコスプレ姿で登場したksonさん VShojoは、2020年11月に英語圏向けのスタートしたVTuberエージェンシーで、6月にJR秋葉原駅構内で広告展開したり、秋葉原の路上でTシャツをゲリラ配布してくるなど、日本におけるPR活動に力を入れていた。 新人の飴宮
ビジュアルクリエイティブディレクターのMuRo氏が発表した「Shoost」はユニークなツールだ。「いい感じの雰囲気の絵を簡単に作りたい! キャラクターをきれいに魅せたい!」という思いから生まれた本ツールは、3つのレイヤーを重ね合わせ、その上から撮影効果を付与することで、画面・映像を作るという今までにない立ち位置のツールと言える。しかしながら、独特なツールゆえに、どのようなものかイメージがわかない人も多いかもしれない。 本記事では、「Shoost」を実際に動かし、簡単な作品を作りながら、機能や優れている点を紹介していく。 人物画像+背景画像 まず、公式にも紹介されている、人物画像と背景画像を組み合わせた使い方を試す。 「Layer 2」 に人物画像を配置 まずは、主役となる人物画像から配置する。「Layer 2」を「Import Item」に設定し、画像アイコンをクリック。今回は「いらすとや
中国のバーチャルシンガー・洛天依(ルォ・ティエンイ)は1月6日、中国北京にて実施した「相約北京」五輪文化祭・第22回「相約北京」国際芸術祭にの開幕式に出演。昨年9月に発表された北京2022オリンピック・パラリンピックのテーマソング「Time to Shine」を熱唱した。 その映像が2月2日にCCTV(中国国営放送テレビ局)、2月3日の16時45分より香港のテレビ局「鳳凰衛視」にて放送される。同時に2月3日、BiliBiliにて映像が公開され、日本からも閲覧できるようになっている。なお、キャラクターのモデリングやARを含めたライブ演出は、日本のラテグラが担当した。 洛天依は、2012年にボーカロイドソフトとして登場。日本における初音ミクとUGC(ユーザー生成コンテンツ)の関係と同様、ユーザーとともに楽曲やイラストなどのコンテンツを増やし、テレビ番組のAR演出で一気に注目を集めてから「洛天依
ユーザーローカルは、パソコンとWebカメラだけですぐにVTuberになれるサービス「ユーザーローカルWebcam VTuber」を提供開始した。利用料は無料。 ●Webcam Tuber https://vtuber.userlocal.jp/ 「Webcam VTuber」は、AIアルゴリズムによってカメラ映像から顔の動きや瞬きを読み取り、画面内のVRMキャラクターにリアルタイムで反映する。ハンドトラッキングにも対応しており、腕や手のひら、指の動きを3Dモデルに反映可能だ。ソフトウエアをインストールすることなく、Webブラウザーからすぐに利用できる。 ・利用マニュアル:https://info.userlocal.jp/vtuber_tool 顔の表情変更やキャラクター変更にも対応しており、すべての機能を無料で利用可能。無料配信ツールのOBS(Open Broadcaster Softw
PANORA読者の皆さん、初めまして。中国でコンテンツ業界に10年ほど従事している岸嶺ミミムと申します。2017年にAnimeJapanで初めてキズナアイに出会い、VTuberという存在に魅せられて色々と観察させてもらっています。今ではキズナアイ自身はバーチャルYouTuberを名乗らなくなってしまいましたが……。 さて本稿では、中国のVTuberの盛り上がりや、中国で人気があるVTuberについてご紹介したいと思います。 2017年6月29日時点でのKizuna Aiの微博アカウント(作者スクショ) キズナアイの微博開始がスタート地点 2017年6月26日は、キズナアイが中国のSNS「微博」で活動を始めた日です。いわゆるVTuberが中国に登場してから、早くも5年目となりました(キズナアイ本人はバーチャルYouTubeと名乗っていますが、ここではほかのタレントも含めてVTuberに統一し
ホロライブEnglishの「サメちゃん」ことがうる・ぐらさんのオリジナル曲「REFLECT」の作曲を手掛けたインドネシアの作曲家、Farhan Sarasinさんのインタビューが6月24日、インドネシアのアニメ・ゲーム系情報サイト「Duniaku.com」に掲載されている。 ファンにとっては興味深い背景も回答されており、その一部を紹介したい。インドネシア語の元記事は以下の公式Tweetからも閲覧できる。 Intip ide-ide di balik lagu fenomenal tersebut di sini! https://t.co/thoxsXEJMA — Duniaku.com (@Duniaku_com) June 24, 2021 「驚異的な曲の背後にあるアイデアをここから覗いてみましょう!」 がうる・ぐらさんの「REFLECT」は、6月21日にYouTubeに投稿。驚異のス
・「にじさんじ甲子園」、Aリーグは「VR関西圏立高校」が1位通過! 同接15万人が見守った奇跡の逆転劇 ・「にじさんじ甲子園」、Bリーグは椎名監督・にじさんじ高校が1位 打線爆発&夢追好投が勝利に 16日の3試合はどれも僅差を争う名勝負で、見ていた誰もが手に汗を握っていた。終わってみれば、普段スポーツ中継に馴染みのない方々も「最高の夏だった」と感動を覚えていた素晴らしい企画だった。 本日も舞元啓介さんの「(ッスー)やきうの時間だー!」でスタート。対戦カードはこちら。実況は、スペシャルアンバサダー・天開司さんが担当。 ルールはリーグ戦までは7回(コールドなし、延長なし)だったが、決勝戦は9回(コールドなし、延長あり、タイブレーク制)を採用。 5位決定戦:涙の初勝利を掴んだ社築監督「横須賀流星高校」 5位決定戦は、Aリーグ・リゼ・ヘルエスタ監督の「王立ヘルエスタ高校」とBリーグ・社築監督の「横
バーチャルYouTuberのキズナアイさんは24日、YouTubeの生配信にて自身のプロデュース・マネジメント業務を行うKizuna AI株式会社を5月11日に設立すると発表した。 キズナアイさん4人全員がKizuna AI株式会社に異動となる。代表取締役にはActiv8で営業を担当していたという松本恵利子さんが、アドバイザーとして声優の春日望さんがそれぞれ就任する。 「あなたとつながりたい」という自身のミッションを実現させるため、独立性をもってKizuna AIを支援していけるように経営体制、チームを一新して新会社を設立した。 ●会社概要 ・法人名:Kizuna AI株式会社 ・代表取取締役:松本 恵利子 ・アドバイザー:春日 望 ・設立日:2020年5月11日 ・所在地:東京都渋谷区桜丘町 ・事業内容: 1)プロデュース・マネジメント事業 YouTubeチャンネル「A.I.Channe
Live2Dは25日、東京都千代田区にあるベルサール神田にてクリエイター向けの年次イベント「alive 2019」を開催した。Live2Dといえば平面のイラストを元に立体的なアニメーションを合成できるツールで、一般的に3Dでつくるよりも手間や制作費で有利なためVTuberでも採用例が多い。 そんな業界におけるLive2Dの活用例として、「にじさんじ」で知られるいちからによる「にじさんじアプリにおける 表情の豊かさの秘密」と題した講演が行われた。 最近、PANORAの「週間VTuberランキング」でも、にじさんじの動画・生放送が上位を占めているが、その人々を熱狂させる要因のひとつに、ライバーたちの表情の豊かさが挙げられるだろう。ファンやLive2Dエンジニアにとって非常に「ためになる」話ばかりだったので、ぜひ全編目を通してほしい。 いちからは2017年5月設立で、従業員数は95人(2019年
バーチャルキャストは1日、KADOKAWA取締役の川上量生氏を引受先とする第三者割当増資等により約10億円を資金調達したと発表した。同社が運営するVRライブコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」や、3Dデータ流通プラットフォーム「THE SEED ONLINE」の機能開発に利用する。 バーチャルキャスト社は2018年7月に、ドワンゴとインフィニットループが設立した合弁会社だ(関連記事)。 *追記:インタビュー記事を公開しましました ・【独占取材】バーチャルキャストはソーシャルVRに進化する──岩城CTO・山口CVOに聞く資金調達の理由 ●関連リンク ・プレスリリース ・バーチャルキャスト
バーチャルタレントのキズナアイちゃんは30日、自身の3歳の誕生日を祝うライブ「A.I. Party! 2019 〜 hello, how r u?」を東京・平和島のHY TOWN HALLにて開催。そのイベント中、かねてよりネットで話題になっていたアイちゃんの「分裂」について初めて本人が言及した(経緯についてはこちらの記事を参照)。 イベント中は、2人目、3人目となるアイちゃんも出演してMCを手伝っていたが、さらにアンコール後、4人目となる中国語版をインストールしたアイちゃんをお披露目するというサプライズを見せた。 バーチャルYouTuberというジャンルを創出し、バーチャルタレントのトップとして今も突き進むアイちゃんが語った決意が業界にとって非常に重要なことと感じたので、以下に全文を書き起こした。 �以下、一部の画像はYouTubeより引用している。 「世界中のみんなとつながりたい」 こ
ローランドは、YouTuberなどの個人での動画配信者等が、出演者自身で映像や音響を操作できるAVストリーミング・ミキサー「VR-1HD」を、2019年3月下旬に発売することを発表した。 価格はオープン価格、初年度販売台数は、国内・海外合計で5000台となっている。 ▲VR-1HD プロモーション映像 「VR-1HD」は、映像や音響を操作するスタッフがいなくても、YouTuber、Podcasterなどのパフォーマーやパーソナリティー自身が思い通りに音と映像を演出し、ライブ配信をより楽しい内容にできるように設計されたAVストリーミング・ミキサー。 カメラ、スマートフォン、パソコンなどを接続して最大3つの映像を切り替えたり、ボタン一つであらかじめ設定した構成に即座に変更したりすることが可能。メイン映像に別の映像を子画面で挿入したり、左右/上下に画面を分割するなど、複数の映像を組み合わせた画面
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く