グッバイ、ペンローズ 【グッバイ、ペンローズ】果てしないようでささやかなお話。
/////単行本絶賛発売中!///// 「このマンガがすごい!2020」オンナ編 第5位! 未発表の四季賞入選作から最新短編まで、主要作品をすべて収録。 心の深いところが震えて涙する、切実な感情の詰まった作品集。
\『アントロポセンの犬泥棒』絶賛発売中🐕/ 「抵抗」はYouTube動画(2分36秒)から始まった。 「飼育/鑑賞/抵抗」の三部からなる『野豚物語』、よその家のポメラニアンに心奪われた夏のある日を描く『犬泥棒』、ゾンビ・カタツムリをめぐるモダンホラー『ロイコクロリディウムの恐怖』ほか、近代都市の矛盾を撃ち変革の予兆を高らかに謳いあげる衝撃の劇画集。 クラシックにしてアヴァンギャルド。新時代のリアリズムを鮮烈に指し示した『電話・睡眠・音楽』から3年。漫画表現の最前衛を更新する、川勝徳重最新作品集。 【収録作品】 野豚物語 犬泥棒 リヤドロの置物 美しいひと 換気扇 多重露光 ロイコクロリディウムの恐怖
ありふれた日常にひそむ不可思議なものたちが動き出す。 新鋭・千葉ミドリが贈る、大注目の短編連載。 ——————————— その1「カッパの理髪店」 男が通っていた理髪店は、かつて恋人だった女が見た夢の中の店だった——。 かつての恋人、川本の心の空洞を埋めたいと願う谷藤は、夢の中のカッパの理髪店に行こうと川本を誘い出すが…? その2「未来の星の下」 西暦2000年のある旅館。時間旅行士を名乗る不審な男が突然現れる。 あやしい未来人と旅館の女中がゲームコーナーで起こす、ささやかなスペクタクル…? その3「あちほ、どこにいるの?」 ある雨の夜。学童バザーの準備のさなかに見つけた絵本は、心の底にいまも残る。 不思議な犬と水に誘われて、私たちは記憶と幻想のなかに迷い込む——。
川勝徳重「ナラヘナラトロジー」 川勝徳重 大山海先生はそのうちヒット作を出す作家だと思っています(※1)。理由は三つ。はじめて描いた漫画からちゃんと脚本が書けているから、絵が妙にリアル(描写自体ではなく、画面に描かれている要素が)だから、そして物語をいかに語るかに自覚的だからです。 町田康さんは解説で、『奈良へ』が二つの現実と、一つの幻想的な世界から成り立っていることを指摘しています。 ①現実的な世界一は、漫画家・小山陸が生きる東京の現実。 ②現実的な世界二は、漫画家・小山陸の故郷である奈良の現実。 ③幻想的な世界三は、漫画家・小山陸が創造するファンタジーの世界 また、作者の魂が別の人物を渡っていくことによって展開してゆくことでこの異なる三つの世界がつながっていることを指摘しています。その魂の移譲を「分魂」という面白い言葉で表現されてます。この三つの世界の多重性は成功していると思います。ま
みなもと太郎先生が逝去された。 8月7日午前2時。入院中の病院で亡くなったと奥様からご連絡があった。昨年来、先生は肺がんの療養のため入退院を繰り返す生活を送られていたが、『風雲児たち』の連載再開を目指して前向きに病と向き合われていた。病状は深刻なものだったけれどお会いする度にお元気で、本当にこのまま全快してしまうのではないかと私は思っていた。亡くなられた当日も、朝には売店で新聞を買い、夕方にはコンビニで夜食を買い、夜にはご家族とLINEで楽しくやりとりされるなど本当に普段どおり過ごされ、深夜に息を引き取ることになるとは、奥様にも思いもよらなかったそうだ。「本人も、いつも通り眠ったものだと思ったのではないでしょうか」とおっしゃっていた。 翌8日、先生にお会いしてきた。ながやす巧先生が描いた似顔絵が仏壇にあった。どうにも言葉が出ず、まともなお悔やみも言えぬまま帰ってきてしまった気がする。どうぞ
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