ゲームアプリ「奴隷制シミュレーター」の画面。ブラジル・リオデジャネイロで(2023年5月26日撮影)。(c)MAURO PIMENTEL / AFP 【5月27日 AFP】プレーヤーが黒人の仮想奴隷を売買・拷問できるポルトガル語のゲームアプリ「Slavery Simulator(奴隷制シミュレーター)」にブラジルで人種差別との批判が起きたのを受け、米グーグル(Google)は同アプリを「Playストア」から削除した。 このアプリは、プレーヤーが奴隷制の廃止を阻止する戦略を立てながら奴隷を売買して富を築いていくシミュレーションゲームで、数百人がダウンロードしていた。アプリの免責事項には、「あらゆる奴隷制度」を非難し、このゲームは「娯楽のみを目的としている」と記載されていた。 検察は「ヘイトスピーチ」の疑いがあるとして捜査を開始している。 グーグルはこのアプリの削除後、同社のプラットフォームで