小ネタ。誰しも自分なりの「笑いのツボ」みたいなものがあると思う。こういうのをみるとおかしくてたまらない、みたいな。みんなのそれを集めると、集団としての「笑いのツボ」みたいなものになるかと思う。笑わせるエンタテインメントというのはどの国にもあるんだろうが、それらはそのターゲットとする人々の「集約された笑いのツボ」みたいなものを狙うことになるんだろう。 なので、海外の「笑い」の中にはどうにも理解できないものがあったりするわけだ。これも事情を知ってる方には何の不思議もない話なんだろうが。 Catroon Networkの深夜帯は、「Adult Swim」と呼ばれる。大人向けの、というわけだ。実際この時間帯になると、「大人の楽しみ」なんて日本語が画面に出てくるのでいったいなんだと思うが、大人向けで何が変わるかというと、別にそっち系のものになるのではなく、主に暴力表現が露骨になるわけだ。日本でゴール
出典 : 「別冊宝島228 死体の本」宝島社 (1995)より スクラップブックというと、みうらじゅんの自家製エロ本や仏像スクラップブック、或いは江戸川乱歩が自身に関するありとあらゆる記録を蒐集した貼雑年譜、近代日本の博物館設立に多大な寄与を果たし自身とてつもない蒐集家でもあった田中芳男の博物帖に拾帖などがまず思いつくけれど、水木しげるが漫画の資料用に作り続けたスクラップブックも有名だ。だが水木しげるのスクラップブックは、みうらじゅんがTVや雑誌などのメディアで事ある毎に自分のスクラップブックをひけらかしたり、乱歩の貼雑年譜のようにその抜粋が書籍化されたり、田中芳男の様に研究資料として東京大学で保管されている訳ではなく、ほぼそのベールは謎に包まれている。上に挙げた図版は「別冊宝島28 死体の本」に掲載された水木しげるのスクラップブックの写真で、水木しげるが死体写真もそのスクラップの対象とし
雑誌「Weeklyぴあ」調査による、3月24日(土)公開の映画の満足度ランキングで1位に輝いたのは、山口県映画センターが、県下に実在する“日本のヘレン・ケラー”と呼ばれる女性をモデルに企画製作したご当地ムービー『ヘレンケラーを知っていますか』。2位には、邦楽シーンで異彩を放つロック・バンド“銀杏BOYZ”の活動を追ったドキュメンタリー『僕たちは世界を変えることができない』、3位にはジュード・ロウ、キャメロン・ディアスと美男美女のラブコメディ『ホリデイ』が入った。(映画満足度ランキング表) 今週は作家性の高いミニシアター作品が勢ぞろい。ハイレベルな争いとなった。そんな中、映画満足度上位が常連となっているオダギリジョーが主演する『蟲師』がランキング圏外と意外な結果に。『蟲師』は、大友克洋監督が、膨大なロケハンを行い、独自の映像世界で表現したファンタジー。しかし限られた時間内で、原作の独特の世界
イルカは美味しい食べ物です! Do you know? Whale(dolphin) is very delicious food ! Q.イルカって食べられるんですか? A.静岡では……というか、少なくとも静岡県東部では食べます。美味しいです。 他に、和歌山県太地町、宮城県気仙沼市、千葉県和田町、沖縄県の一部でも食べるそうです。 ●イルカの思い出 かつて沼津港にあったイルカの骨を処理する施設が、沼津港の施設拡張で1990年代末に潰されてしまったので、今は沼津港に直接イルカが水揚げされることはなくなりました。しかし、かつてはシーズン(だいたい12月から1~2月くらいまで)になると、沼津港の競り市場にイルカがずらーっと並んでいました。 魚河岸で働いていた親父に連れられて、ずらりと並んだ美味しそうなイルカたちを見に行ったものです。 幼少のみぎり、水族館で芸をしているイルカを見ながらうちのお袋が
豊崎由美『どれだけ読めば、気がすむの?』。とっても面白かった。トヨサキさんて莫言好きだよね(僕も好きです)。あとがきで触れられている、「わかる」「わからない」問題、は、最近の中原昌也がしつこいほどあちこちで繰り返している提言(?)や、こないだの「LIFE」の「教養」の回で語られていたことや、僕がQJの連載「イズミズム」で考えようとして破綻し、UNKNOWNMIXをまたやりたいと思ったこととかとも完全に繋がっている。 そこで思い出したので、前に「ブルータス」のCD特集に寄せたディスク・レコメンをアプしておきます。 未知なるもの、ワケのわからないもの、頭の中がクエスチョン・マークで一杯になるようなものに対する感性が、刻々と失われつつあると思います。みんな既に知ってる/分かってることばかり、知りたい/分かりたいように見える。音楽もまた然り。そこで敢て世の趨勢に叛旗を翻して(?)、何コレ?感溢れる
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
時代は行動を必要とする、あらゆるものが政治的であることを要求している。このときしかし、哲学するということは、およそ人間の生存理由もしくは意義をなし得るであろうか。人間の「レエゾン・デエトル」として、哲学はいかなるものであるべきであろうか。これは現代において、すべての哲学者にとって、最も切実な問題でなければならぬ。哲学が学問としていかなるものであるべきかということも、かようなレエゾン・デエトルとしての哲学の問題に従属し、それとの関連において初めて具体的に答えられ得るはずだ。 しかるにわが国の哲学は今に至るまでかくのごとき問題をあからさまに問題にしたことがない。そしてそれこそ「哲学的精神」の根本的な窮乏を語るものである。なるほど、日本の哲学は、知識としては十年前とは比較にならぬくらい発達した。けれど今日、哲学に従事する者自身ですら誰も、哲学が隆盛だとは信じていないのである。悪いことには、なまじ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く